【チ。】のアニメを全話観た。その後、漫画を全巻読んだ。
忘れられない。【チ。】のこと考えてしまう。
映画観たりアニメ観ても集中できない。ふっ…と考えている。【チ。】を。
【怪獣】を聴きまくる。もう感想書いて脳を整理しようと思う。
超感覚的な個人的感想を記録。気持ちを整理する。
オープニング
いざ感想を書こうとすると何から書けばいいのか。
まずは気に入ったところから記録。それはアニメのオープニング。
サカナクションの怪獣。曲がいいのも当然だけど、映像がいい。
物語の場面がハイライトみたいに流れている。これが好き。
しかも章で映像が少し変わる。凝っているよね。
エンディング
エンディングはヨルシカ。オープニングは全部怪獣だった。
エンディングは2曲あった。【アポリカ】と【へび】。
良い曲。になった。最初は何も感じない。てかオープニングもエンディングも基本飛ばすし。
でも両方好きになった。これもチ。のパワーかな。
あらすじ
チ。は地動説を巡る物語。全4章。
チは『地』『血』『知』の意味あり。『。』はなんか惑星っぽい感じ。
15世紀の『P王国』が舞台。架空の国。架空の宗教『C教』がある。
C教は地動説がダメで、研究するだけで死刑になる。
15世紀の世界観、地動説という勉強感。どっちも考えなくて問題ないです。
わからなくても、知識無くても大丈夫。
第1章
まずはラファウの話。
ラファウは要領のいい少年。彼が異端者フベルトと出会い地動説に魅せられていく。
義理の父のポトツキ。名前だけは覚えておこう。
異端審問官のノヴァクは異端者に拷問をして地動説を許さない。
ノヴァクは重要キャラ。言わずもがな。
割とすぐ終わる(アニメ3話)。
第2章
ラファウから10年後。オクジーの話。
オクジーは依頼されると代わりに決闘する仕事。強い。目が良いから。
学はなく、字が読めない。
同僚と異端児に会って研究を発見。自分では分からないから修道士バニーニ助けを求める。
少女ヨレンタも登場。オクジー、バニーニ、ヨレンタで地動説を考える。
ノヴァクもいる。この章は一番ボリュームある(アニメ12話)。
第3章
オクジーから25年後。ドゥラカの話。
ドゥラカは移動民族の少女。金がほしい。
地動説の本と出会い、異端解放戦線と出会い、活版印刷で本を作ろうとする。
当然、異端審問官は邪魔してくる。
アニメで8話ほど。
最終章
パン屋で働くアルベルト。
過去の事件がきっかけで学校へ行かない。司祭に懺悔して回想する。
アニメ2話。エピローグ。
あらすじ【ネタバレ】
ラファウは地動説を研究。バレて捕まる。自害するが研究を残す。
ラファウが残した研究。それをバニーニが引き継ぐ。
その研究はノヴァクに潰される。
バニーニが研究している時にオクジーは字を覚えて本を書く。
バニーニはその本を未来に残す。
ヨレンタがノヴァクの娘。異端審問官に殺されそうになる。生き残るけど。
オクジーの本をドゥラカが見つける。
異端解放戦線のリーダーが生き残ったヨレンタ。オクジーの本を探し出版を目指している。
ドゥラカだけが内容を知っているので、ヨレンタに教える。
ヨレンタに手紙を出すように頼まれるドゥラカ。活版印刷はノヴァクに潰される。
アルベルトは司祭に懺悔して大学へ行くことに。
道で話を聞く。地球の運動について。アルベルトは疑問に思う。
【第1章】
受け継がれてる物語だった。なにがって【感動】が。
最終章はエピローグ的な話だった。思えば第1章はプロローグなかんじ。
ラファウが地動説を発見したわけでもない。ラファウは引き継いだだけ。
ラファウは助かる道もあった。でも黙秘した。
【第2章】
バニーニが研究を受け継ぐ。しかも地動説を完成させやがる。
バニーニは他人に興味ない。でも次の世代に残していこう変わっていく。
自分の研究は残さないけど。オクジーの本を残す。
オクジーは学はないけど字をヨレンタに習い本を書く。感動するね。バイタリティーに。
バニーニの研究は残さない。オクジーの本が未来に残る。残し方がホームレスに刺青で彫る。
しかも頭に。トリッキー。バニーニに頼まれる同僚。
【第3章】
オクジーの本が発見される。てかヨレンタが存在を知り探してた。
ヨレンタ率いる異端解放戦線はオクジーの本を出版するために動いている。
ドゥラカが見つけて読む。だからドゥラカをヨレンタに内容を教える。
ヨレンタがドゥラカに手紙を出すように頼んでた。最後にその手紙を出す。伝書鳩で。
【最終章】
ヨレンタの出した手紙は本の利益を一部譲ると言う内容。
これはラファルが言っていたこと。ポトツキ(義父)に。
この手紙がアルベルトの町に届いていた。モブが話している。
そこで本の題名を言う。題名は地球の運動について。
『?』
感想
1~2で研究が受け継がれ、2~3でオクジー本が受け継がれた。
3で本になり世界に出版されることで最後の青年に地動説が伝わるのかと予想した。
そんなに浅くない。本のタイトルだけ。それも雑音で伝わった。
これがオシャレだと思った。なぜか。
フベルトのネックレス。木製の首飾り。三つの点が刻まれている。
作中ではラファウ~オクジー~ノヴァクで持っている。
オープニングの最後にラファウの手から消えていく。最終章だけアルベルトになって、手にはネックレスがある。これすごない?
キャラクター【ネタバレ】
ラファウ
彼から始まった。印象的なのは世界ちょれーー
第3章で出てくるけどこれはノヴァクの想像。
彼の謎は最終章でしょう。アルベルト少年の家庭教師をしていた。成長した姿で。
同一人物ではないのだろうけど似てる。考え方も似てる。
世界観(設定?)としてどうやら1~3のP国と最終章のポーランドは違う世界らしい。
パラレルワールド的な。明確に言ってたわけではないけど。
だからと言って世界線を移ってきたのかとかまったくわからん。ただ第1章で死んだキャラが最終章でも重要キャラで出てきた。ぐらいに感じた。
ノヴァク
異端審問官。元傭兵。めちゃくちゃ優秀。
一見やる気なさそうだがどんどん異端者を処刑する。
てかすべてを彼が阻止していく。
僕が好きなのは最後にラファウと幻覚と話す時。自分が悪役だと認知したこと。
これはメタ認知レベル100。実際はそんなことなくて彼は仕事してただけ。
でもその頭の良さが好き。第3章もアル中だけど話聞いてすぐに異端解放戦線の場所を突き止める。
超切れ者。ならばヨレンタの死体が別人だと気づけなかったかな。とは思った。
でもヨレンタ(娘)との話。意外と感動できる。手袋の話。
オクジーとバニーニ
オクジーは空が見れない。
それが地動説を知ることで見れるようになり、感動している。
金星を見る時や処刑の前。空を見ることに希望を見出していた。
良いことも言う。パンチライン。
一番初めのシーンがオクジー拷問のシーンだった。衝撃のシーン。
バニーニはオクジーに出会って変わった感。少し優しくなったかな。
片目を失明している。このエピソードが好き。『この瞬間をまっていた!』ってやつ。
あの一瞬のために。
最後の手紙。【効力がない言葉だけど、心からお願いします。】すき。
ヨレンタ
第2章の時には女性だから研究を発表できない。
それもあってオクジーとバニーニに出会う。オクジーに『文字は奇跡ですよ』ってセリフすき。
なんか本読みたくなる。それでオクジー字を覚えるしね。
その後の第3章では異端解放戦線のリーダー。顔つきが違う。
ドゥラカと色々話す。私の感動を伝えている。
ドゥラカが暗記した本の内容を聞いた時『やっぱり文字は奇跡ですね』。
良いセリフ。本読みたくなる。
あと手袋の話いいですよね。
ドゥラカ
もはや地動説のこととはあんまり関係ない。
お金がすべて、もっとお金ーーってかんじのキャラ。
ヨレンタの意思を継いだ。本のことを異端を嫌うC教のボスに話に行くのが切れ者。
朝日が嫌い。死んだ親父を思い出すから。
最後の時、朝日を浴びて、両手を広げる。いい最後だった。
クラボフツキ
バニーニの同僚。司祭。バニーニに手紙を残される。
ホームレスが訪ねてきて刺青から本を作ったと思われる。
それを見た時に『私の、番なのか』が良い。タイトルにもなっていた。
シュミット
異端解放戦線隊長。自然を崇拝していて朝日を浴びる。ドゥラカの逆やね。
オープニングにもあるシーン。
頭も良い。自分の考えを持っている人。
コインの表裏で物事を決める。
最後にドゥラカと話し合い、コインを投げてドゥラカの作戦の逆が出る。
そのコインを裏返して『君が逃げろ。我々が守る』が名場面。
アルベルト
アルベルト・ブルゼフスキ。実在する人物。
将来は先生になる。その後にアルベルトの教え(本?)を学んだのがコペルニクス。
コペルニクスが地動説の人。なのか?わからない。漫画に出てこないから。
司祭はだれ
アルベルトが話す司祭。これが誰なのか。
第2章に出てるく異端審問官が2人いる。1人は拷問されているヨレンタを逃がして処刑された。シモンって名。
もう1人いてレフって言う。どうやら彼らしい。少し語る思い出がそれ(友人の命を見捨てた的な)だし、アニメの声優が同じ。
アニメ冒頭のセリフ『硬貨を捧げれば~』も彼のセリフ。何者?
タウマゼイン
ラファウ(青年)に教えてもらう言葉。
ちなにみオープニングでラファルは何回は登場する。
火事の中立っている(ノヴァクの幻覚)のと青年バージョン。
オープニングにすべてあった。初めから。
タウマゼインは知的探求の原始にある脅威。【?】と感じること。
つまりこの物語のオチやね。アニメ最終話のサブタイトルが【?】。すき。
考察
最終章は現実の世界だとして1~3はパラレルワールドってやつ。
これが1~3までの話はアルベルトの創作だと言う説がある。
これだと青年ラファルとか司祭レフをモデルにしてストーリーを作った。
地球の運動についての本を聞いて創作したってこと。
そーなのかも。どーでもいい。僕の感動はそんなことではない。
サブタイトル【アニメの】
アニメのサブタイトルがいい。全部いい。語る。
地動説を
【僕は、地動説を信じています】これはいいですね。ラファルが言っている。
これが好きなのは他にも似たタイトルがあること。
【俺は、地動説を信仰している】オクジーですね。
【私は、地動説を愛している】ヨレンタさんですね。
それぞれのキャラのセリフ。いいタイトル。
ち
【知】と【血】これもいいですね。
【知】はバニーニのセリフ。世界を変えるのに必要なことは知です。
【血】はノヴァクのセリフ。世界を保持するのに必要なことは血だ。
このふたつのセリフがタイトルになっている。なんかいいですね。
ほかにも
【私の、番なのか?】も好きだし
【君らは歴史の登場人物じゃない】と【同じ時代を作った仲間】
第3章の最後のタイトル。メタっぽくていい。
最終章はすこし外れているからラファルから始まる物語のオチ的なタイトルだと思う。
【君らは歴史の登場人物じゃない】は物語として少し残酷なセリフだと思うが
【同じ時代を作った仲間】は逆にあたたかいセリフだと思った。
ノヴァクを悪役だと言いたくなくなる。言ってないけど。
最終章
【タウマゼインを】【?】
完璧にストーリーに沿っている。
【?】がすき。アニメ見てる時。あと何話かなって確認した時。
最終話の【?】ってなんやねん。て思ってました。最高の最終回タイトルだった。結果的に。
感想
ただ思い出を書いただけ。まじで良かったよ。
アニメ良かった。また見直したい。近々見ようかな。ラフに。
漫画もいいし。アニメからの漫画がいい流れだった。
もっと語りたいことはある。
みんなの死に際。バニーニの嘔吐とかオクジーの視力とか。
全然触れてないキャラもいる(めんどくさいから)。まさかの感想第2弾を書こうかしら。
オープニングのシーン全部特定をやりたかった。本当に。
【チ。】のことは好きとかじゃない。愛してる。夜に空とか見るようになったからね。
よくわからん感想になった。考察とかないよ。畢竟、これが僕の感動ですね。
コメント