Netflix配信作品 オリジナル映画 日本映画 107分
ネットフリックス大好きなボク。もちろん観る。
正直そんなに楽しみではなかった。どんなストーリーかもわかってない。
鬼ゴロシだからバイオレンス系かホラー系か。観りゃわかるか。
ネタバレ全開で感想。
前置き
主演が生田斗真。監督が田中征爾。
田中征爾監督は知らなかった。【メランコリック】を作った監督。
観たことないけどアマプラでサムネイルだけ見た。観てみたい。
生田斗真は【さよならのつづき】で【陽キャピアノ柔軟剤男】を演じてた。
今作はどんな役だろうか。ネトフリと契約してた?2作目だ。【さよならのつづき感想】
原作がある。河部真道の漫画【鬼ゴロシ】が原作。
全16巻。もしかして続編あるのか?
あらすじ
伝説の殺し屋が引退して普通の生活を送る。はずが家族を殺されて植物状態に。
数年後に目覚めて復讐をする。これがストーリー。
アクション映画だった。しかもバイオレンス。
ネット配信だからバイオレンスアクションにした。のかも。
全キャラほぼ死ぬ。ってのが売り。キャッチコピー的な。
感想
結果。ちゃんと終わった。バイオレンスアクション映画。
はっきり言ってストーリーはほぼない。ずっと戦っている。
生田斗真はほぼしゃべらない。セリフは娘の名前叫ぶのと「走れ!」くらい。
評価は分かれるかもしれない。僕は嫌いじゃない。
ずっと戦ってる映画。いいじゃない!好きでもないけどね。
設定
舞台は架空の地方都市【新条市】。
50年に1度鬼が暴れると言う言い伝えがある設定。
坂田周平は伝説の殺し屋。
奇面組と言う組織がいて、坂田周平の敵になる。
【般若】【稲荷】【一角】【翁】【天狗】がいた。
詳しく【ネタバレ】
詳しく書く。ストーリーは書くことないから主に倒したキャラで振り返る。
人間は、復讐の思いに取り憑かれた時、鬼になる。
らしい。
河野組
いきなり戦闘シーン。竹中直人が組長の河野組。
海沿いの別荘みたいな。すごい警備。こんなことある?わかりやすい。
交渉してる組長。外が騒がしくなる。鉈で大暴れ。切って切って。組員多いなあ。
組長は無事に処理。相手は銃を使ってくるが当たらない。
途中、藤田ってやつが来る。「引退することないぜ」って言ってくる。
奇面組
家に帰ると仮面の軍団がいる。これから新条市を仕切っていく。そのために河野組を排除した。
坂田も排除しに来た。奥さん撃たれ娘も。まあ娘は生きてるんですけど!坂田も頭撃たれた。
12年後、坂田は植物状態で生きていた。藤田が引き取っている。
おかゆを口元に持っていくと食べてる。報復で刺される。ノーリアクション。
春原龍が市長に。こいつは奇面組のリーダー(般若)。マホロバ(複合施設)を建設中。
つまり裏でも表でも牛耳っている。
藤田はひとりで卓球してる。藤田役は駿河太郎。
翁
老人の能面。正体は警察の人。高嶋政伸が演じてる。お面の口が動く。
坂田が報復されて病院へ運ばれる。そこに登場。
点滴に薬入れて殺そうとする。ここで復活する。上手く立てない感じとか良い。
部下にも翁の仲間いる。仲間じゃないやつは殺す。医者も殺す。
坂田も殺そうとするが反撃。首絞めて倒す。
歩いて病院から出て行く坂田。入り口の饅頭を食べて記憶がフラッシュバック。冒頭でも饅頭食べていたから好きなのかも。
ただ病院の入り口になぜ饅頭があるのか。パクってるし。
一角
奇面組の資金源。麻薬製造してる。新条CS社長。一角仙人の能面。
竹本誉(一角)役の田中美央さんです。
倉庫で麻薬を選別、包装している。下着の女性たちが。なぜか。
藤田は坂田を始末しろと言われる。坂田(生きている)を死体袋に入れて工場へ。
生きてるから袋から出て大立ち回り。敵もフォークリフトで突撃してくる。攻撃として効率悪いけど。
みんな戦闘力ある気がする。どんな会社だ。一角はガラケー持ちながら歩いてる。仮面して。
ボタンを押すと工場は爆破。中には坂田がいるのに!ふつうに生きてる。爆発の煙の中から歩いてくる。
一角が銃を構えると車で轢いた。藤田が轢いた。藤田が坂田に謝罪。どうやら家族のことを話したのは藤田らしい。「好きにしてくれ」と言った瞬間に坂田に撃たれ死す。
一角は坂田に捕まり、手を縛られて吊るされる。でサンドバック。
電話で娘が生きてると知る。一角は殴って倒す。
稲荷
人身売買してる。新条セキュリティ社長。狐のバケモンのお面。
伏勘太(稲荷)役の東出昌大さんです。
坂田の家族を殺した張本人。ただ娘は殺していない。父となり育てている。
自分のお楽しみのために育てる。要は気持ち悪い淫乱野郎ってこと。
坂田は元刑事の男を訪ねる。こいつの情報でセキュリティ会社の社長が殺されて新条セキュリティができた件を知る。
それで新条セキュリティに乗り込む。単純で素敵。会社に住居スペースがあってそこまで行く。
そこには女の子の写真がいっぱい貼ってある。娘の写真。見てキレる。
稲荷が来てバトル。やり合っていると矢で撃たれる。娘にやられる。
一旦逃げる。市長から電話でマホロバに来い言われる。
稲荷はマホロバで倒す。小さいナイフで戦ってきた。意外と強かったけど目を刺されて死亡。
倒した後は「りょうーーー!」って坂田叫ぶ。
その後、般若を倒した頃に「りょう~りょう~」ってやってくる。坂田に首切られて終了。
般若
マホロバに警備を配置。万全の態勢で坂田を待つ。
1階から坂田登場。鉈で切る。敵から銃を奪って撃ったり、消火器に穴開けて煙幕にしたり。瞬殺。
その後階段で上を目指す。ここはいいアクション。またに落ちたりして。ワンシーンぽくていい。
途中、稲荷を倒して奥へ。敵を倒してエレベーター。有名なエレベーターで敵に座って鉈持っているシーン。
りょうに会う。その瞬間頭を殴られる。(コン!)
目を覚ますと市長とりょう。市長は「鬼になれよ」と言ってりょうを殺そうとする。
そこに元刑事登場。乱射してりょうを逃がす。
坂田は暴れる。すると天狗が邪魔する。天狗と大バトル。倒す。
やる気になった市長。般若のお面付ける。
刀を武器に使って、ご機嫌に抜刀してる。
坂田が切られながら腕で刀を抑えると、捻って坂田の腕を切り落とす。
その後も切りまくり。ゆっくり階段を上ってくる坂田。しっかり間を取って切る。
結局相打ちの時に負ける。防御力がない。坂田がタフすぎた。
天狗
天狗は市長の双子の兄弟。春原神。顔に痣がある。
影の存在として春原龍を支える。龍の命令で父親を殺してた。
天狗のお面の髭が長い。棒を振り回す。天狗のキャラ守ってる。
棒に刃物ついてれば一発なのに。坂田の鉈はあまり当たってないけど、たまに当たったのが致命傷になっていた。
坂田に吹っ飛ばされて虫の息。市長にどかされて死んだと思いきや。
生きてた。そして市長に成り代わる。山奥の神社で般若のお面付けて舞っている。嬉しかったんだね。
娘のりょうはマホロバの事件のち姿をくらます。弓道やってた。部活かなんかで。
坂田が新条セキュリティに乗り込んだ時に撃ってた。人に向けて。
偽市長がご機嫌に踊っていると首を打ち抜く。
かっこいい車に乗って去って行った。
感想【ネタバレ】
正直微妙でしたね。
アクションシーンだけ。そのアクションもふつう。
もっといいバトルしてくれよ。稲荷とか強いか弱いかわからんよ。
失礼なこと言うと、岡田准一が主演だったらもっと面白かったかも。
坂田は殺し屋の時はしゃべらない。特に12年後はセリフほぼない。「りょう!!」ばっか。
カッコつけて饅頭を食べる。見所。最後は目に涙浮かべてた。りょうにお父さんと呼ばれて。
感動できるわけがない。どうすれば感情移入できる。イカれた殺し屋に。
藤田(駿河太郎)をノールック、ノーリアクションで殺したのは良い。殺し屋って感じ。
市長の春原龍は鬼伝説好きすぎ。「50年に~」とか言っている。「鬼になれ!」とか言ってくる。坂田を見て「これが鬼か」嬉しそうだった。
なんだかんだ楽しめた。微妙な映画でもいい所はあるし、微妙を楽しめばいいのだ。
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