スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム【感想】

トム・ホランドのスパイダーマン第2弾。

これの説明もめんどくさい。マーベル映画の大作【アベンジャーズ/エンドゲーム】のあとの話。

色々あった。この作品への影響は計り知れない。

マーベルの説明はあんまりしたくない。さらっとする。スパーダマンの初登場映画【シビルウォー】は観たほうが良いかも。今作にも少し関係ある。

目次

基本情報

原題:Spider-Man:Far From Home

公開:2019年

上映時間:129分

監督:ジョン・ワッツ

脚本:クリス・マッケナ エリック・ソマーズ

ファー・フロム・ホームの意味

意味は【家から遠く離れた場所】。まあ旅行に行ってるから、ニューヨークから離れているから。

アウェイで心細いって比喩がある。たしかにアウェイだし、心細いだろう。

前作がホームカミングで次作がノー・ウェイ・ホーム。全部にホームが入っている【ホーム三部作】なんて言われている。

あらすじ

高校生でありながらヒーロー活動をしているピーター。

高校の研修旅行でヨーロッパへ。気になる女子ミッシェル・ジョーンズを仲良くなりたい。

楽しみたいピーターだが、旅先で謎のヴィランが登場。ニック・ヒューリーに協力を頼まれる。

新しいヒーローのミステリオと共に奮闘する。

スパイダーマンがヨーロッパへ

修学旅行でニューヨークを飛び出す。ヨーロッパへ行く。

イタリア、チェコ、ドイツ、オランダ、イギリスなどに行く。

意外と建物があってスイングできる。てか都会なら活躍できる。

ヴィラン

今回のヴィランはエレメンタルズ。

地と風と水と火の元素が実体化した敵。なんなら合体する。

別の次元からやってきたヴィラン。

エレメンタルズを止めるために来たのがミステリオ。ミステリオの故郷を破滅させたのがエレメンタルズ。

見所

青春映画

今作もかなり青春。もうピーターの恋がキュンキュン。

MJのことが気になってアタックするピーター。

しかもヨーロッパ旅行で。なんか修学旅行回みたいで楽しい。

ピーターの成長

ピーターの成長に注目してほしい。この後ネタバレで詳しく書くけど、ここまでに色々とあった。

今回の映画で乗り越えるために奮闘する。

スパイダーマンってなんで強いのか。僕はその理由を知った。糸を出すとか身体能力が一番の武器じゃない。

その武器が今回の成長で手に入れることができた。

この映画は嘘が多い。全体的に嘘が仕掛けられている。

冒頭から嘘があるので観てほしい。そしてラストにも。

たぶんテーマの一つだ。これはフェイクニュースとか情報操作に関することだと思う。

ネタバレ あらすじ

【ネタバレ注意】ここより先は結末に関するネタバレがあります。

エンドゲーム

エンドゲームのあとの世界。

注目することは亡くなったヒーローがいること。アイアンマンが死んでいる。ピーターの師匠のような存在なので影響がデカい。

エンドゲームのラスボスが指パッチンをして全宇宙の生物が半分になっていた。地球も半分になっていてスパイダーマンも消えていた。MJもネッドも消えていたみたい。5年間消えていた。このことをブリップって言う。

エンドゲームでは別の時間軸に行って必要なものを集める。その影響で別の次元、マルチバースの存在が近くなった。

EDITH【イーディス】

【Even Dead, I’m The Hero】の略称。意味は「死んでも俺はヒーローだ」。

アイアンマンが作ったAIでサングラスから使える。拡張現実防衛システム。アイアンマンのネットワークや兵器にアクセスできる。

これをアイアンマンから譲り受ける。これは後継者と指名されたと思われる。

ミステリオ

別の次元から救いに来たヒーロー。ではない。こいつは詐欺師。

元はアイアンマンの会社の部下でクビにされた腹いせにヒーローの真似事をしている。

アイアンマンに反感がある人材を集めてチームで動く。エレメンタルズなんていない。全部チームででっちあげたフェイク。

目的はスパイダーマンに近づいてイーディスを手に入れること。ピーターに信頼されたミステリオは見事にイーディスを渡す。

幻覚

ミステリオの正体に気づいたピーターはフューリーに相談しようと会いに行く。

だがミステリオに騙されてボコボコにされる。

ポログラムを使って偽の情報を見せて攪乱させる。イーディスのおかげで大量のドローンを使えることでパワーアップ。

なんとか助かったピーターはハッピーに迎えに来てもらう。新しいスーツを制作。

決戦

ミステリオはMJとネッドに正体がバレたと知り、命を狙う。ロンドンにホログラムで合体エレメンタルズを召喚する。隙を見て処理しようとする。

そこにピーターが登場。大量のドローンを操るミステリオと戦う。

幻覚に惑わされないように目をつぶって戦った。イーディスを取り戻す。ミステリオは流れ弾が当たって死亡。

MJ

ミステリオを倒してMJと再会。キスする。そして付き合うことになった。

ラストはシューヨークをスイングデート。

大型スクリーンにニュースが流れる。スパイダーマンの正体がピーターだとバレた。しかもミステリオを殺害した犯人だと報道される。最後にミステリオの逆襲。おわる。

ピーターの成長

アイアンマン

ピーターはアイアンマンの死にショックを受けている。アイアンマンの話題を避けている。

なんならヒーロー活動も乗り気じゃない。ヨーロッパ旅行にスーツを持っていく気がなかった。メイ叔母さんが勝手に入れたけど。てか旅行に持っていくスーツケースにBFPってマークある。これはベン叔父さんのこと。

アイアンマンからイーディスを貰う。これは後継者に指名されたようなもの。

でもアイアンマンにはなれないから。ハッピーが教えてくれた。誰もアイアンマンになれない。トニーですら理想のアイアンマンにはなれないって。良いこと言う。

ピーターはアイアンマンにはならない。スパイダーマンになると決める。

ピータームズムズ

メイ叔母さんが言っていたピータームズムズ。第六感的な超感覚。他の映画だとスパイダーセンスって言われている。

今回はこの力が重要になる。もしかしたらホームカミングの時はなかった力なのか?

スパイダーマンがなぜ強いのか?それはスパイダーセンスがあるからだった。この映画で気がついた。

この能力があるから危機を察知して避けれる。敵たちはこの能力のせいでスパイダーマンを倒せない。

覚醒してミステリオの幻影攻撃を見抜く。センスを信じて目をつぶって戦っていた。

MJとの関係

いきなりMJのこと好きになってね?でもお似合いですよ。

ブラックダリアを買ったのは良かった。プレゼントしたのもグッド。

まあMJはピーターのこと好きだったでしょ?ホームカミングの時に。個人的には両想いになった。

MJにスパイダーマンだとバレる。これも良かった。ネッドとMJのやり取りが楽しい。

ミステリオ深掘り

ヴィランになった理由

トニー・スタークの会社で働いていた。クエンティン・ベックさん。

ビーフ(B,A,R,F,)を開発した。ビーフは人の脳みそにアクセスして過去をホログラムするシステムらしい。シビルウォーで登場する。本当は軍事用に作ったがトニースタークがセラピー用に変えた。それに怒ってクビになる。

だからミステリオはアイアンマンに復讐するためやっている。アイアンマンがいなくなったから新たなヒーローのリーダーになり、世界の中心になろうとしている。

承認欲求野郎ってこと。

映画監督

ミステリオはチームで動く。

なんと作家がいる。ミステリオの言うことを考えてくれる。映像を映す技術者がいる。衣装係までいる。

みんなで偵察してた。よく見るとピーターの旅行中にベックたちがウロチョロしている。

それを束ねるベックは監督で主演。ほぼ北野武。

これはCG映画を作って世界を騙しているってこと。

インセプションのコブ(ディカプリオ)みたいな感じ。夢を作る過程は映画のようで、それを監督してた。

魅力

演じるのがジェイク・ギレンホール。彼が出る映画は外れなしと言われるほどの俳優。

もちろんオファーがあって受けたんだろうけど、スパイダーマンのヴィランの中でこのキャラなのにセンスを感じる。

だってミステリオにスーパーパワーがない。頭が良いけど科学者ってよりも技術者って感じ。アイアンマンに似ている。イーディスを使って戦うミステリオは、ある意味アイアンマンだったのかも。ピーターの超える壁として。

ホログラムを使い幻覚を見せる。そして心を責める戦い方。いままでのヴィランの中でも異色だと思う。情報を使う。

一番好きなのはラストシーンで爆弾を落とすこと。死んでもただでは転ばない。

ラストシーン

J・ジョナ・ジェイムソン登場

JKシモンズが演じている。初代スパイダーマンと同じキャスティング。新聞社の編集長だった。

今回はニュース番組のキャスターしてた。ピーターの正体を報道した。

イメージだけどフェイクニュースとか信じるタイプのキャスター。

何だって?!

ホームカミングとラストのセリフが同じ。

ホームカミングだとメイ叔母さんがスーツのピーターを見て言う。今作はスパイダーマンの正体をバラされてピーターが言う。

英語だとワット・ザ・ファっで終わる。それを言うとR指定になる。たしか2回言うとなる。

ニック・フューリー

ニック・フューリーが宇宙にいる。そうなんです。今作でピーターと話していたニックは偽物だった。一緒にいたマリア・ヒルも。

スクラル人のタロスと奥さん。スクラル人はそっくりに変身できる宇宙人。

偽物

オープニングから嘘

オープニングはメキシコでニック・フューリー。土のエレメンタルズが登場。ミステリオが登場。

まずミステリオはフェイクなのはわかる。さらにニック・フューリーもフェイク。そのヒントに「ニック」と呼ぶ。みんな「フューリー」って呼ぶのに。

ある意味全部嘘で始まる。さらに観ている我々は土のエレメンタルが出た時「サンドマン?」って思った。これは面白いミスリード。

人は見たいものを信じる

ピーターはミステリオにイーディスを渡してしまう。自分がアイアンマンの後継者にはなれない。だからミステリオを信じた。

世間もミステリオがヒーローだと信じる。アベンジャーズのメンバーが亡くなりヒーローを求めていた。だから信じている。

ドローンの映像を信じた。サノスが世界の半数を減らし、宇宙にも敵がいると知っているから。

ミステリオをヒーローと信じた結果、スパイダーマンがミステリオを殺したと思うラスト。

ミステリオはきっかけ。この映画は全体的に情報操作されている。人は見たいものを信じるから。

このミステリオがすごい

ミステリオは死ぬんだけど、最後にピーターを悪者にすることができた。これすなわち自分はヒーローとして語り継がれるわけ。

最後の最後にこの発想になることがすごい。試合に負けて勝負に勝つ的な。

しつこいけどミステリオにスーパーパワーはない。それでもスパイダーマンを追い込んだ。というかこれって一番のダメージじゃない?ある意味では。

感想

正直、初見ではミステリオしょぼくね?とか思ってた。マーベルではいままで最強クラスの異星人と戦ってきたから。

でもホームカミングから気づいた。スパイダーマンは親愛なる隣人だってことを。街を守るヒーローなんだ。それで考えるとミステリオは世界規模のヴィラン。

情報操作で戦うヴィラン。現代社会の凶悪な敵。フェイクニュース。気に入った。

ミステリオが最後に仕掛けた罠。ピーターがスパイダーマンだとバレたことが、次の【ノー・ウェイ・ホーム】に繋がっていく。

今回観た感想はミステリオ最高。だからミステリオをことばっか書いてしまった。ふふふ。

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