本命のシリーズ。これの続編第4弾が2026年に公開される(待ってました!)。
このタイミングでスパイダーマン映画を観直している。
観て思った。マーベル版のスパイダーマンは説明がめんどくさい。と言うかほんの少し情報がないと分からないシリーズかもしれない。
説明したいところだけど、簡単に済まして本編の感想を書きたい気持ち。
【基本情報】
原題:Spider-Man:Homecoming
公開:2017年
上映時間:133分
監督:ジョン・ワッツ
MCU
マーベル・シネマティック・ユニバースの作品。
いままでは交わることのなかった作品たち。なぜならMCUはディズニーでスパイダーマンがソニーだから元の会社が違う。それが合流した。これはすごいこと。
簡単に書くと今回のスパイダーマンにはアイアンマンが登場するってこと!
ちなみにXmenは20世紀フォックスの作品だった。のちにディズニーが買収したことでマーベルでも登場できるようになった。
ホームカミングの意味
ホームカミングは帰郷、同窓会の意味がある。
なんかアメリカだとパーティーのこと。高校や大学で秋に行われる。ダンスパーティーみたいな感じ。卒業生歓迎パーティーだって。作中でもパーティーシーンがあります。
あとスパイダーマンがマーベルの世界に帰ってきた、て意味もある。冒頭はベルリンでのアベンジャーズの仕事から家に帰ってくるからその意味もあるかも。
あらすじ

アベンジャーズの仕事を手伝ったピーターはアベンジャーズに入りたくなった。
高校生のピーターは親愛なる隣人としてニューヨークをパトロールする日々。
街にバルチャーと言う敵が現れる。トニー・スタークは手を出すなと忠告。
ピーターはトニー・スタークに認められたくて一人で戦いを挑んでいく。
シビルウォー/キャプテン・アメリカ
今回のスパイダーマンになるまでの過程はない。そもそも初登場じゃない。
マーベル映画シビルウォーに登場している。この時はアイアンマンの手伝いでベルリンでキャプテン・アメリカ軍団と戦った。
その後ニューヨークに戻り、スパイダーマンのスーツをトニーに貰い、ヒーロー活動をしている。
初登場シーンが見たかったらシビルウォーを見てくれ。
ヴィラン

今回のヴィランはバルチャー。ハゲタカの意味。機械の翼で飛ぶことができる。
アベンジャーズがニューヨークで戦ったあとの処理をしていたが、ダメージコントロール局が介入してきて失業した。ダメージコントロール局はトニー・スタークも絡んでいる。
先に回収していた敵の兵器を返さずに自分たちで兵器化して裏で仕事をするようになった。
部下たちも武器をもっていて、ショッカーと言う名のヴィランになる。武器を開発する部下もティンカラーと言うヴィラン。ショッカーとティンカラーは原作にも登場するヴィラン名。詳しいことは不明。
見所
高校生のピーター
マーベルのスパイダーマンは高校生。これ1年生じゃないかなぁ。アベンジャーズの中だと子供。
今作では学生生活が存分にある。部活動でクラスメイトと大会にでたり。好きな子がいて片思いしてたり。親友とくだらないことしてた。それこそパーティーもある。
親友のネッドにも注目。オタクな感じが最高のキャラ。不思議な女の子ミッシェルにも注目。
アイアンマンの存在
マーベルのキャラで世界を繋げてくれる。世界観が一緒なのはわかる。アベンジャーズのバトルがきっかけだし。
でもアイアンマンが物語に大きく関わることでマーベルの映画にちゃんとなった。
アイアンマンが師匠のような、メンターのような存在。
ワシントンに行く
いままでのスパイダーマンはニューヨークで活動してきた。親愛なる隣人ですから。
今回のスパイダーマンはニューヨークを出る。ワシントンへ行く。
まあシビルウォーでドイツに行っていたけどね。
ワシントンでどんな活躍をするのか。注目。
【ネタバレ注意】ここより先は結末に関するネタバレがあります

親愛なる隣人
ニューヨークの街をパトロールするピーター。手柄をあげてアベンジャーズに入りたい。
ある日、強盗を見つけ捕まえようとする。強盗たちはハイテク兵器を使っていて苦戦。
その後、武器を取引を目撃。捕らえようと後を追うがバルチャーに見つかりやられる。
アイアンマンに助けられた。ピーターはこの件に首を突っ込むなと注意される。
スパイダーマンの失態
バルチャーを捕まえようと躍起になる。
手がかりを追いワシントンへ行く。ダメージコントロールのトラックを襲うバルチャーを阻止。
ピンチの同級生を救う。
その後フェリーでの取引を阻止しようとする。バトルになりフェリーが半壊。乗客が危険に。
スパイダーマンは何とかしようとするがフェリーは壊れる。そこにアイアンマンが登場、助けてくれる。
トニー・スタークにぶち切れられてスーツを取り上げられる。
バルチャーの正体

スーツを取り上げられて普通の学生生活を過ごすピーター。
ホームカミングパーティーに片思いの相手リズを誘う。リズを迎えに行くと家族が出迎える。
リズの父親はバルチャーだった。
パーティーの送迎をしてくれた父親。ピーターの正体に気づいたようで、もう邪魔するなと脅される。
ヒーローは
バルチャーの正体に気がついたピーターはパーティーには出ずにバルチャーを追う。
倉庫で対決になるが瓦礫の下敷きになり負ける。弱気になるが自分を奮い立たせて脱出。
バルチャーを追い飛行機で再度対決する。激戦の末、無事に勝利して武器の窃盗を阻止した。
結末
バルチャーが捕まったことで好きだった女の子リズは転校する。
ピーターはトニーに褒められてアベンジャーズに勧誘される。が断って親愛なる隣人を続けると言い放つ。
スパイダーマンのアベンジャーズ加入で記者会見をする予定だった。断られたトニーは自分の結婚発表に代えた。
解説

多国籍

今回のスパイダーマンが色々な人種が登場するイメージ。
ポリコレかと思いきや案外リアルらしい。
ミッドナイト高校を見るとアジア系もアフリカ系も多い。親友のネッドはフィリピン系。いじめっこのフラッシュは今回グアテマラ系。
メイ叔母さんがイタリア系だし、ピーターがサンドイッチを買うために通う店のデルマーさんもイタリア語話せる。
なんとなーく白人が少ない。これがニューヨーク。人種のるつぼ。
スーツ
アイアンマンから貰ったスーツ。これはすごい機能が満載。トニーは制限をかけていた。補助輪モード。
ネッドが解除する。AIのカレンが補助してくれる。糸に電気を流したりアレンジが可能。ドローン出したり追跡もできる。
ただ失態をしたピーターからスーツを取り上げる。ピーターはスーツがないと何もできないと言う。
でも最後にはスーツが無くてもバルチャーを止めるために戦う。これがヒーロー。
この教訓を学ぶのにトニーがいるのは興味深い。
トニー・スターク

今回登場してピーターを指導するトニー。これはある種の父親代わり。
今作ではベン叔父さんが登場しない。その代わりなのかも。
ただ言い方がきつくて父親としては微妙だった。でもトニーを父親代わりにすることで新しいスパイダーマンになった。
スーツがなくても敵と戦ったのは【アイアンマン3】を観ればわかる。この時のトニーは恐怖からスーツ依存症になっていた。その後スーツを失ったが戦っていた。
スーツがないと何もできないなら、スーツを着る資格はない
これは良いセリフ。ヒーローは心だから。
スーツがないとダメだと言うピーター。武器とか外見を気にしている。でもスーパーパワーがなくてもヒーローになれる。
アイアンマン3でスーツやパワーに依存していたが、最後にはスーツで花火をして胸の動力源と取り普通に体になった。それでも「私がアイアンマンだ」と言ってた。
スパイダーマン2の電車のシーンで、倒れたピーターを乗客たちが庇ってドクターオクトパスに立ち向かっていた。一般人でもヒーローにはなれる。
瓦礫に挟まれるシーンで自分を奮い立たせて持ち上げるのは良かった。

バルチャーについて
バルチャーは良い悪役だと思う。ある意味被害者だから。
ダメージコントロールのせいで失業して、家族のために仕方なく密売をしていた。まあ同情はできるが真面目に頑張れよと少し思ったけど。言い訳するな。世の中は不条理だ。
でも理解はできる。好きな子の父親って設定がしびれた。発覚するシーンの緊迫感は素晴らしい。ホームカミングに送る時に外堀が埋まっていく感じの会話もドキドキ。
車を降りる前に2人で話す。やっぱりピーターは子供なんだな。一方的に話して強気で納得された。
見た目も良い。マスクをすると目が緑で羽根がデカくてカッコイイ。本体のマイケル・キートンは顔がハゲタカみたい。
同級生の父親がヴィランと言うのはスパイダーマン(2002)に通ずる。
小ネタ
フェリスはある朝突然に

始めの取引を発見して追いかける時。人の家を突っ切って走り近道するシーン。ここは【フェリスはある朝突然に】オマージュ。
ズル休みがバレないように走って家に帰るシーンが元ネタ。だから走っている時にこの映画を観ている家があった。
この映画はジョン・ヒューズ監督の映画。今回のスパイダーマンはジョン・ヒューズらしい学園映画でもある。
ミッシェル・ジョーンズのキャラは【ブレックファスト・クラブ】の不思議ちゃんの雰囲気ある。
キャストたちは撮影前の準備でジョン・ヒューズ映画を観ている。
どうでもいい話
フェリスはある朝突然に、のオマージュはたまにある。デッドプールでもオマージュしてた。最後に観客に話しかけるシーンでパロディ。まあどちらも第四の壁を突破する作品だった。
今回の映画でスパイダーマンの正体についてリズが同級生と話しているシーンがある。ひとりの同級生が「マスクの下は顔がただれているかもよ!」って言ってた。それってデッドプール?繋がったね。
アーロン・デイヴィス
取引していた人物でピーターが尋問した男。
この人は「クイーンズに住んでいる甥」に危険が及ぶと嫌だからフェリーでの情報を教えてくれた。
この甥が後に2代目スパイダーマンになるマイルズ・モラレスである。
アニメ映画のスパイダーマン:スパイダーバースで登場している。このアーロン・デイヴィスはプロウラーと言うヴィランになっている。
かなりキャラは違うけど。この映画は脱力していてなかなか面白い。パン屋の話しているの良い。
マック・ガーガン

フェリーの取引にいた男。殺人など犯罪歴あり。首にサソリの刺青あり。
ラストのシーンでトゥームス(バルチャー)に正体を聞き出そうとしてた。
こいつはスコーピオンと言うヴィランになるキャラ。
先の続編ブランド・ニュー・デイに登場する。予告を見る限りでは。有名なヴィランらしい。楽しみ。
でも殺人犯で普通に悪い。このヴィランは好きになれないかも。
ワシントンD.C.

ワシントン記念塔で同級生を助けるために大奮闘した。
面白いのはワシントン記念塔に行くまでに移動手段がないこと。車に乗ったり走ったり。
ニューヨークの郊外の取引もそうだった。走っていた。
ホームカミングからバルチャーを止めに行く時はフラッシュの車で向かっていた。
今回のスパイダーマンはあんまりスイングしない。ダウンタウンでしか活躍できないのか?高層ビルがあるところなら活躍できるのだ。
感想

これがマーベルのスパイダーマン
本当に楽しいスパイダーマンだった。よくしゃべる。
いままでよりも若いから失敗もかわいいもんだ。
マーベル映画ってギャグが多くパロディもあってヒーロー映画なのにコメディとして観れる。
でもちゃんとヒーローとして学びがあって多くのファンがいるシリーズだけある。そのマーベルの始まりであるアイアンマンが師匠で出てきたのも、新しいスパイダーマンだと感じたポイント。
スパイダーマン映画として
正直、単体映画としてはズルい。スパイダーマン(2002)とアメイジングスパイダーマンはクモに刺されるところをやらないといけない。あとベン叔父さんの事件も。
これらを省けるのはスパイダーマン映画の1作目としてはどうなんだろう。マーベル映画を知らない人が観たらなんのこっちゃだ。
マーベル映画のスパイダーマンとしては100点だけど、良い映画だけど、スパイダーマン映画をしてはまあまあ。
ミシェル・ジョーンズがMJって言うネタもサム・ライミ版が有名なおかげだったと思う。
個人の感想

面白いことは間違いない。分からないネタ、小ネタは調べて補填すればいいだけ。
マーベル映画の中でも上位に入る面白さ。マーベルのポップさとオタク高校生は相性抜群。
マーベルのアベンジャーズは敵が宇宙人。スケールが違う。ラスボスはサノスだから。その中でスパイダーマンは地元の安全を守る。宇宙からの侵略者よりも科学で生まれた敵、高性能兵器を使う犯罪者。
これこそスパイダーマン。親愛なる隣人なのだ。マーベルの仲間入りしたけど地に足付いている。ピーターの最後の決断に納得させられた。




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