ディズニー映画はプリンセス映画。歌って踊って。それが苦手なんです。
歌わない作品もある。シュガー・ラッシュとかベイマックスとか。それは苦手じゃない。
歌って踊ってプリンセス。それでも好きな作品が【モアナと伝説の海】なんですよ!
この映画は楽しい。それに元気になる。魅力が伝わるように感想書きたい。
基本情報
原題:Moana 2016年公開 上映時間107分
監督:ロン・クレメンツ ジョン・マスカー
脚本:ジャレド・ブッシュ
ウォルトディズニーアニメーションスタジオの長編作品 56作目
ロン・クレメンツとジョン・マスカーは「プリンセスと魔法のキス」を監督したコンビ
舞台はポリネシア諸島、南太平洋でハワイやタチヒやフィジー、ポリネシア神話が元になっている
ポリネシアには刺青文化がある。タトゥーのことをタヒチ語でタタウと言う。刺青を入れる時の音が由来。
あらすじ

モアナは住む島を守るために海を旅する。
モトゥヌイ(住んでるとこ)は海に出るの禁止。サンゴの外に行ってはいけない。保守的。
モアナが旅に出るのは伝説に理由がある。
昔、海しかない頃に母なる女神の島ができる
【テ・フィティ】その心は命を作り出す。島とか植物とか。
女神の心を狙う者たちがいる。ある日ガチで盗みに来た者がいる。
風と海を司る半神半人の男。神の釣り針で変幻自在な戦士。名前は【マウイ】
マウイが心を奪うと闇が生まれる。心を追うものは他にもいて名が【テ・カァ】
大地と炎の悪魔。逃げるマウイと激突。マウイは釣り針と心を海に落とし消える。
1000年経った今も悪魔たちは心を探している。
【海に選ばれし者】が心を返しに旅へ出るべし。
伝承 語り:タラ(モアナ祖母)
モアナの島で不漁、不作になる。島を救うために心を返す。ために旅に出るストーリー。
島での暮らし
モアナは色々していて子供に踊りを教えている。子供の中にカッコイイダンスする少年がいる。見所。
モアナが沖にでて漁をしようと言うと親父に怒られる。親父は昔、海で友達を亡くしている。
その話を聞いたモアナは歌いだす。そして海に船で突っ込む。結果失敗。ペットの豚が溺れる。
失敗をばあさんが見てる。豚のせいにする。モアナにひみつの洞窟を見せる。そこにはカッコイイ船があった。先祖の話。マウイの情報を聞く。
決心したモアナは船で島外に出る。もちろん歌っている。失敗を恐れずに成功。旅出ます。
補足情報

モアナ・ワイアリキ
主人公の少女。モアナはポリネシア諸語で大洋。海を意味する名前の子。
海に選ばれた女性。年齢は16歳。高校1年くらいかな?モトゥヌイの村長の娘。未来の長として自覚ある。島の未来を考えている。
海とコミュニケーションが取れる。小さい頃に光る石を託される。なぜ海に選ばれたのか。
屋比久知奈が日本語での吹き替えをしている。ペットがいる。豚と鳥。家畜?
初めての航海。マウイに航海術を習う。
マウイ
半神半人。一応神なのか。心を盗んだマウイは島に閉じこめられていた。1000年間。
マウイは全身タトゥー。小さいマウイのタトゥーは動く。過去にやったことが彫ってある。
マウイの逸話。親指を立てて空を持ち上げた。寒い夜に地下から火を盗む。太陽を捕まえる。風を飼いならす。島を引き上げる。タトゥーに入っている。
親指で空を持ち上げるはどういうこと?親指?地下から火を盗むはマグマかな?
重要なのはマウイはカナヅチってこと。だから船が欲しい。1000年で練習すればいいのに。
神の釣り針があれば変化できる。
マウイはノリが良くて最高。声優は尾上松也。英語はドウェイン・ジョンソン。
映像美、音楽
モアナは海を航海する物語。そしてモアナは海とコミュニケーションが取れる。
海の動きがなめらかでキレイ。海は背景ではなくキャラクター。海の表現が見所。
マウイのタトゥーが2Dで描かれている。まあ良い感じっこと。
そして音楽。モアナが唄う曲がすごく好き。「どこまでも~How Far I’ll Go〜」という歌を唄うがすごくいい。
吹き替えの屋比久さんはミュージカルしてる人でうまい。何度も聞いちゃう。
マウイも「ユアウエルカム」って曲を歌う。礼は結構って歌っている。
【ネタバレ注意】ここより先は結末に関するネタバレがあります。

ネタバレ補足
カカモラ
カカモラ。残忍な海賊。見た目は星のカービィみたいでかわいい。でも仮面被ってるからメタナイトか。
デカい船でいっぱいいる。マッドマックス怒りのデスロードっぽい。船は海の漂流物やゴミでできている。ココナッツを鎧にしている。吹き矢には痺れ毒。
モアナの持つ心を狙っている。一瞬心を取られるがオールでぶん殴り取り返す。
この時にはマウイが仲間でいる。船の操縦が上手くて役に立った。そして操縦を習いたいと頼む。
ラロタイ
ラロタイは魔物の国。ラロは下の意味、タイは海の意味、だから海の下ってこと。
マウイの変化に必要なアイテム【神の釣り針】を手に入れるために行く。
高い岩の島がラロタイの入り口。そこでマウイがハカを踊ると入り口が空く。ほぼドンキーコング。
酸素ある。海底っぽい洞窟っぽい。コウモリみたいなのいる。植物もあり。奥に行くとキラキラの山があり、そこに神の釣り針が刺さっている。
タラトア
キラキラの山は甲羅でヤシガニの敵タマトアだった。ヤシガニはザリガニとヤドカリみたいなやつ。
光るものが好きらしく甲羅がピカピカ。ただ歯とか顎が汚い。気持ち悪い。自分語りが好きで歌いだす。気持ち悪い。
モアナを囮にしてマウイが釣り針ゲット。ただ変身が下手になってる。失敗変身の中にアナ雪の鹿みたいなのいる。
マウイ、ボコられる。タマトアは暗くなる光る。
モアナが光る藻を貝に付けて囮にする。その隙に釣り針とマウイを助けて逃げる。
ワンピースのノットアップストリームみたいなので地上へ。タマトアはひっくり返る。
タマトアは意外といいキャラだった。「逃げられると思うなよ!…思ったんだ!」「おい!おい!俺の歌どうだった?」
テ・カァ
テ・カァはマグマ溶岩人間。赤犬。海に触れるとダメージ。デカい。
マウイが鷹になって上を抜けようとしてもダメ。リーチがあるから叩き落される。
モアナが助けようと船で突撃。マウイは止めるが進む。テ・カァがパンチを放つ。マウイが釣り針で受ける。吹っ飛ばされて終了。マウイはビビって去る。
その後モアナひとりでリベンジする。マウイに教わった航海術でテ・カァを振り切ってテ・フィティの元へ。でもテ・フィティはどこにもいない。
実はテ・カァは心が無くなったテ・フィティ。気づいたモアナはテ・カァに心を返した。
解説

物語のついて
このヒロインに王子はいない。恋愛要素がない。ディズニー映画らしからぬ。マウイは違う。彼は相棒であって王子じゃない。結ばれることより自己成長。だから良い映画なんだ。モアナはもちろん、マウイも成長している。
テ・カァは邪魔をする敵かと思いきや、心を失ったテ・フィティであった。テ・カァを救う結末になった。これは良いオチだと思います。
テ・カァに心を返すとテ・フィティに戻り草木が生え花が咲く。故郷の島にも自然が戻る。そして島の人々も海に出るようになった。
モアナ
モアナは作中に成長していく。航海術を覚えて船を操れるようになった。
初期から海に憧れていてブレずに旅に出た。決断はした。モアナはいかにブレないかが重要。つまり自分を信じること。
マウイが去って心折れた。でも先祖の霊体とタラばあさんのおかげで諦めずに心を返すことができた。これが成長。
僕が一番成長を感じたのは、マウイにお礼を言ったところ。意外と強気で「私はモトィヌイのモアナ!」て偉そうな態度だった。ちゃんとお願いしたお礼を言ってない。
マウイの釣り針が壊れそうな時も「手伝え!」って言う前に心配して欲しかった。だが最終的には優しい雰囲気になって成長したと思われる。
先祖が石を積み重ねている。ここに貝を置いたのはどうだろうか。次世代が上に置けない。
マウイ
マウイの過去。昔は人間だった。両親にいらないから海に捨てられる。それを神々が見つけて釣り針を貰う。それで半神半人になったわけ。愛されたくて人間に色々与える。島とかココナッツとか。その流れで心を奪ったわけ。
話を聞いたモアナが良いこと言う。「神になれたのはあなたの力」的な。
マウイは力があるから神であると思っている。そのせいもあって承認欲求がすごい。魅力ではあるけど。
釣り針が壊れそうになるとどっかに行く。力がなくなることが怖いから。
でも最終決戦に駆けつけて釣り針を犠牲に助ける。その後も変身できなくても戦おうとする。これは成長。
アイアンマンのセリフをパクると「釣り針がないと英雄になれないなら、釣り針を持つ資格はない」マウイは力が無くても英雄になった。だからラストにテ・フィティは釣り針を直してくれた。

おまけシーン【セバスチャン】
最後におまけがある。タラトアがひっくり返ったまま。
アリエルのセバスチャンなら助けるだろっとメタ発言してくる。
アリエルもセバスチャンもリトルマーメイドのキャラ。セバスチャンはタラトアみたいなザリガニみたいなやつ。
第四の壁を破って話しかけてくる。フィリス?
考察

伏線
一番のネタはテ・カァがテ・フィティだったこと。まあ冒頭の伝説で盗んだ後に立ちはだかったからテ・フィティの変わり身が速すぎてミスリード。あとマウイは気づけ。
冒頭の伝説説明でカカモラとかタラトアの絵が出ていた。別にどんでん返しではないけど初めにこれから起こることが出てきている。
マウイの持ち歌【ユア・ウエルカム】お礼を言われること前提で歌う傲慢な曲だが、終盤でモアナが本当に感謝して「ありがとう」と言うのに「ユア・ウエルカム」て返すのが最高。伏線ではないかもしれないがいい演出。
マウイは久々に神の釣り針を使った時に上手く変化できなかった。鷹になろうとしても小さな魚になった。その後練習してクジラやトカゲに変化してた。テ・カァと再戦する時の色々な変化で対抗する。これまでは鷹のみで戦っていたのに。
ジブリ
モアナはジブリを参考にしている。モアナの信念を持つヒロイン像は宮崎駿作品のヒロインから影響を受けている。
動物を連れて行くのも似ている。ヘイヘイは使えないけど。
自然との共存もジブリぽさが出ていると思う。ナウシカやもののけ姫のような感じ。
テ・フィティの心は海が運んでさっさと返せばいいと思っていた。その方が早い。でも違った。人間の手で返さないとダメだったんだ。もののけ姫でシシガミの首を人間の手で返したように。
意識するとなんとなくジブリを感じる。深読みだけど。
いろいろ
モアナの親父は海に選ばれた説。
若い頃に海に出ている。これは海に呼ばれたからではないか。モアナの光る石を見た時の怒り方が異常。以上のことから彼もまた海に選ばれた説。弱いか。
カメ
赤ちゃんモアナが海と初コンタクトする時。カメを海まで守ってあげる。これは浦島太郎ではないか。神話から影響を受けているなら童話もありでは。弱いか。
島に隠された船のよく見ると、先頭カメが彫ってある。意外と重要なカメ?
モーゼの十戒
ラストにテ・カァに心を返す時に海が割れる。これはモーゼの十戒かな?神話的な演出。ただ思っただけ。
感想

ヘイヘイ

マスコットキャラにしたいのか。でも絶対に家畜。食料でしょ?
ヘイヘイはバカすぎて好き。あの優しい海がイライラ船から落ちすぎてイライラしてたのウケる。あとマウイの「おやつ見っけ」が大好きなシーン。
旅についてきた。役に立ったかは不明だが、癒しにはなった。さすがにモアナとマウイ2人だったら気まずかったかも。
たまに自分がバカなミスしたり、物忘れしたら「これじゃヘイヘイじゃん」ってたまに思う。いまだに。
プア

こいつはマジで嫌い。はっきり言っていらない。必要なかった。
始めに海に出て結果失敗した時。これは豚が船から落ちて溺れたせい。被害者ぶって逃げる。そもそもオールを持って煽ったのはプア。「一緒に行こうよ」って顔してた。
それしか出番ないのにサムネとかで主要キャラ感出している。てめぇ!
タラ

大好きなキャラ。カッコイイ。背中にエイのタトゥーを入れて「生まれ変わったらエイになるんだー」って言う。
浅瀬で踊っていると周りをエイが泳ぐ。あなたエイに選ばれてますか?
ご機嫌で踊っていてモアナに隠し船を教えたあと、倒れている。忙しい。映画の尺的には3分くらいの出来事。
モアナが海に出た。光るエイが泳いでくる。たぶん亡くなった。エイになれた。
名曲
【どこまでも ~How Far I’ll Go〜】は本当に名曲。元気がない時に聴きたい。
初めに船で海に出る時歌うのと2度目に歌う時で歌詞が違う。2度目はリプライズ。繰り返しなのに変えてきた。
【モアナ】も曲調は同じだけど歌詞が違う。こっちはタラが入ってくるけど。「私はモアナ!」で終わる良い曲。
先祖が歌う【もっと遠くへ】で「あうぇ!あうぇ!」が「away away」だった。
まとめ

監督たちが言うには「誰しもがモアナ、モアナを見習うべき」
人生には一歩踏み出すことや大きな壁にぶつかる時がある。そんな時は自分の心に従うべきなのだ。つまりシャーマンキング。
自分の心に従うとはばあさんのタラが言っている。歌もそんな歌だと思う。追い風受けて漕ぎ出せって歌詞。
本当の自分を知ることがこの映画のテーマ。モアナはもちろん、マウイもテ・カァも。
最後に心を返す時に流れる曲が【Know Who You Are】。意味は「自分が誰なのかを知る」。
自分を知って好きに生きてほしい。冒険をしてほしい。





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