単独映画。楽しみ。
トイ・ストーリーみたいに何作も作られるシリーズも良いけど、新たな設定の単独映画はわくわくする。
僕はピクサーとディズニーアニメは別物と考えている。この映画の前の映画は【星つなぎのエリオ】。2025年に【ズートピア2】が公開されている。「次のもふもふ映画はこれだ」って宣伝に違和感。
今回の映画も動物が活躍する映画。関係ない話だけど【ズートピア】が公開された年に【SING/シング】が公開された。なんか似た流れがあるんだね。
基本情報
原題:Hoppers 2026年公開 上映時間105分
監督:ダニエル・チョン
脚本:ジェシー・アンドリューズ
主役のメイベル・タナカの吹き替えが芳根京子。良さそう。てか名前がタナカ。日系?
ダニエル・チョンは【ぼくらのベアベアーズ:ザ・ムービー】の監督をしていた。動物に強い?
ジェシー・アンドリューズは【あの夏のルカ】の脚本を担当していた。予習済み。
原題のHopperは飛び跳ねるとか転々とするみたいな意味。だからタイトルは意識を動物に飛び移らせる人たちって意味。
あらすじ

意識をロボットに転送する技術が発明された。
動物が好きな19歳の少女メイベル・タナカはビーバーロボットに意識を飛ばす。
転送されると動物の言葉がわかり大喜びのメイベル。メイベルがビーバーになった目的は森を守るためだった。
メイベル
主人公の女の子。日系アメリカ人で19才。大学生。モデルは監督のパートナーらしい。
幼少期から動物が好き。学校で飼っている生き物を野生に帰そうと持ち出したり問題児。
おばあさんに出会い、自然を愛するようになる。おばさんが亡くなったあとも自然を愛していた。
市長【高速道路】
ジェリー市長は再選を目指している。そのために高速道路建設を行っている。
メイベルがおばあさんと過ごした空き地を潰して作ろうと計画されている。メイベルは阻止しようと抗議活動をしている。上手く行ってない。
ジェリー市長は動物がいないから高速を作って言う。だから空き地に動物を戻そうと考える。
ホッパーズ
空き地で動物が戻るように見張る。するとビーバーが現れる。空き地を通り過ぎて車に乗って大学へ行く。
自分が通う大学でビーバーは研究室に入っていく。ビーバーはロボットで教授の意識が中に入って動かしていた。
メイベルは自分がビーバーになってビーバーを空き地に連れて戻れば空き地は元の自然になり高速も中止になる。
そう思ってビーバーになった。動物に意識を入れるのをホッパーズ計画という。
感想【ネタバレなし】
予告を見て大体の流れは予想してたけど、それ以上。はっきり言ってわけわからん。いい意味で。
怒涛の展開だった。ホラー映画なのか?パニック映画なのか?カオス。
良かったのは動物たち。可愛かった。ビーバーとクマとトカゲ。特にトカゲが可愛い。
この映画は可愛い動物を見る映画だったんだ。宣伝でモフモフってよく出てた意味が分かった。
虫とか魚とか色々な動物が登場。それが怒涛。頂点捕食者が出てくるがそれは笑った。
結末はまあ良かった。無事に終わった感じ。
わたビバ【ネタバレ】
【ネタバレ注意】ここより先は結末に関するネタバレがあります。

ビーバーに意識を移すと他の動物の言っていることがわかる。すごいテンション上がっていた。
人間で動物を見ると黒目がデカくて本当に動物って感じ。ビーバーになると目がアニメぽく白目が増える。人間か動物かで見え方が違うのが面白い。
ビーバーを見つけて声をかけるとそのビーバーが食われそうになる。怒るメイベル。どうやらルールがあって捕まったら食べられるみたい。いきなりクマにキレるメイベルがすごいけど。
空き地に動物がいない理由
森に大きなダムがあってキング・ジョージと知り合う。ジョージはビーバーで王冠を被っている。
池のルールを教えてもらう。なぜ空き地に動物がいなくなったのか聞く。
動物たちが言うにはうるさいらしい。騒音のせいだった。
メイベルには聞こえなくて、調べると偽の木があってスピーカーが付いている。そこから騒音が流れてた。
木を倒した。人間を説得しないとダメとジョージに助言する。
評議会
動物たちの評議会が開かれる。哺乳類代表のジョージについて行くメイベル。
虫、魚、鳥、爬虫類、両生類の王様が参加。話し合う。結果ジョージを暗殺することになる。
焦るメイベルは流れで虫の女王を潰してしまう。トトロのメイちゃんみたいに。
メイベルとジョージは逃げる。虫の女王の息子タイタスがぶち切れ。
市長狙われる
動物たち命を狙われるジェリー市長。メイベルとジョージほか仲間たちはジェリーを助けることに。
市長が車に乗ったところを捕らえる。車を運転されて空き地に向かわせて工事を中止させる計画。
空地へ向かう途中、動物たちの妨害を受ける。それがすごい。
サメを鳥たちが運んで車に激突させる。空飛ぶサメ。
研究室の教授たちも追ってくる。最終的にはメイベルはビーバーから意識が抜ける。そして捕まる。
人間狙われる
捕らえられた人間たち。研究室で拘束。教授は市長そっくりのロボットを作らされる。そのロボにホップするのは新しく虫の王になったタイタス。
タイタスは市長になりすまして集会を行う。そこには偽の木とスピーカーが設置されている。人間だけに害のある音波を出すことができて、人間を集めて一網打尽にする計画。
タイタスの計画を阻止したいメイベルと市長は手を組む。市長がビーバーになって拘束を解く。ビーバーの仲間たちと協力して阻止する。
結末
市長ロボのの暴走は転送で戻して阻止。またロボに転送するけど顔の皮膚を取り顔認証できなくした。スピーカーの操作にスマホを使う。顔認証で使えないって今時だな。
市長ロボは暴走して爆破、山が火事になる。
山火事を消すために池のダム(ジョージたちの住処)を動物たちと協力して破壊。水を流して消した。
メイベルと市長は和解。高速道路は思い出の空き地にはできない。ラストは空き地でメイベル(人間)とジョージ(ビーバー)が隣り合って自然を感じてた。
私がビーバーになる時【解説 小ネタ】

池のルール
池のルールを紹介
【池のルール1みんなと知り合え】知り合いには優しくできるから。キング・ジョージはアリの名前まで全部覚えている。
【池のルール2食べたい時は食べろ】弱肉強食。クマがバービーを食べようとしたのもオッケー。でもこのルールは食べられるほうが納得できるのか?
【池のルール3私たちはみんな一緒】動物って仲いいのか。助け合おうって話。このルールのおかげで市長は助かったのかも。
なぜビーバーなのか

ビーバーはダムを作って池を作る。すると他の生き物が暮らせるようになる。水質とか環境を変えることができる。
生態系エンジニアと呼ばれている。土地の性質を変える力がある。ミミズと一緒。
だから哺乳類の王。池の王者のなのだ。
ビーバーにそんな能力があるとは知らなかった。意味があったんだ。猫とかじゃ駄目だったんだ。
サム博士
意識を飛ばすポッパーズを作ったのはメイベルの大学の教授サム博士だった。助手が2人いる。
すごい技術力。そして小ネタ。
ラストにはホッパーズ計画は中止になる。メイベルは助手になるオチなんだけどサム博士がホワイトボードにアイデアを見せてくれる。
これが【カールじいさんの空飛ぶ家】の犬の言葉がわかる機械とか、【ライトイヤー】の猫のロボットのアイデアが書いてある。
他にも【ウォーリー】に出てくるお掃除ロボットの絵とか、声をエネルギーに変える技術(モンスターズインク)とか、車に脳が矢印で伸びている図(カーズ)が書いてあるらしい。
調べて知った。観直して確認したい。
わたビバ【感想】

楽しく観れた。ちょっと疲れたけどね。
序盤の展開が早いと思いました。ビーバーロボに入るまでがあれよあれよ。
ビーバーになってからが本番だから良いけど。あっさりに感じたのもリアル(な意見)。
ジャンル

可愛い動物が出てくるコメディ映画だと思った。実際ギャグは多い、動物は可愛い。
というかコメディが強かった。序盤は特に多い。
それが評議会あたりから動物が襲ってくるパニック映画になっていく。
メイベルたちは市長助けるために車で捕まえるけど、市長からすると動物車のカギ閉めて密室にしてきて、スマホの音声ソフトで話しかけてくるの恐怖。
その後は知っての通りサメ映画よろしく襲ってくる。しかも空飛ぶサメ。B級映画かよ。
市長ボロに虫の意思を飛ばしてそいつが人間を潰そうとしてくる。ホラーやん。顔の皮膚が取れてむき出しのロボがでてくる。それが爆破。ホラーじゃん。これはターミネーターなのか。
意外と深い?

テーマは環境保護。だからビーバーが主役だし高速道路建設を阻止しようとする。
噂だとピクサーは芸術的よりも一般的にうける映画を作るように方針が変わったとか。だから環境のテーマをあまり深く掘らないようにしたかもしれない。真相は分からない。
ぼくが観て意外と深いと思ったのは、これは戦争の物語なのかってこと。
初めは空き地を取り戻すために活動していた。それがこじれて最終的には潰し合いになった。なんか戦争ってこうやって起こるのかなって。
好きなシーン

初めのシーンがすごい好き。
動物を脱走させる問題児メイベル。なんかイライラしている。おばあさんに預けられる。
空き地に行って石の上に2人で座る。静かに座って感覚を研ぎ澄ませる。すると色々な動物が生きていることに気がつく。
「自分がなにかの一部だと感じると怒ることが難しい」的なこと言ってた。すごい良いシーン。
アンガーマネジメントですね。キング・ジョージにも通じるし、ラストシーンにも通じる重要なシーンだったかも。
まとめ
評価が高い。ここ最近のピクサーでは傑作だってさ。
僕も好き。良い映画だとは思うけど、インサイド・ヘッド2の方が心に残っている。これは好みかな。
結末が結局高速道路は作られなかったってのは少し甘くないか?さすがに工事を中止にはできないだろ。
ルートを変えたのかもしれないけど、それが一人の意見で変わる規模のことだとは思えない。
もし工事はそのまま進んで高速ができて空き地がなくなったとしたら。考えたらこれって【平成狸合戦ぱんぽこ】じゃね?調べたら参考にしてたみたい。そしてぽんぽこの良さをわたビバで知った。
まあ映画館で一回観ただけ。初見の感想なので観直して手のひら返しする可能性あり。あと【野生の島のロズ】に少し似ている。




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