ボイスメールで恋をして【Netflix】【感想】

ロマンティックコメディ映画。

ネトフリで配信されて、一応観てみたら案外良かった。

ユー・ガット・メールの現代版って言われているのを見かけた。そうかな?それについては後で書いている。

ロマンティックコメディなら笑って感動したい。この作品はどうだったのか。感想を記す。

目次

基本情報

原題:Voicemails for Isabelle

公開:2026年

上映時間:118分

監督:リア・マッケンドリック

脚本:リア・マッケンドリック

キャスト:ゾーイ・ドゥイッチ(ジル) ニック・ロビンソン(ウェス)

リア・マッケンドリック

女性監督。40才くらいで若い。

スクランブルって作品で監督しているが、公開も配信もされていない。情報がない(2026年夏)。

才能が評価されている。女優としても出ていて、今作も登場。ウェスの友達役。

あらすじ

謎の映画予告。ボイスメールで恋してを検索したら出てきた。

亡くなった妹の電話に留守電を残す主人公ジル。

日々の出来事や思っていることを報告している。

ただ電話番号は別の人に譲渡されていて、不動産業エージェントのウェスの番号になっていた。

気づかずにメッセージを送り続けるジル。それを聞くウェスはジルのことが気になってく。

イザベル

イザベルは妹の名前。原題のVoicemails for Isabelleはイザベルへのボイスメールって意味。

冒頭は若い頃のジルとイザベルから始まる。

ジルとイザベルは仲が良い。人生のイベントは報告する。イザベルを優先することも多い。

イザベルは残念ながら亡くなる。でもその喪失を埋めることができずにボイスメールで報告を続ける。

ジル

ジルは料理人を目指してサンフランシスコで働いている。パン屋?レストラン?よくわからん。

ただ任される仕事はキンカンを切る仕込みなど雑用ばかり。

ジルはテンション高い。

ウェス

不動産の仕事をしているが、よくわからん。

人の留守電を聞いて会いに行く。こうやって書くとヤバい奴。

演じるニック・ロビンソンが優しそうだしイケメンだからオッケー。

見所

恋愛模様

ロマコメだから恋愛要素は大切。

ちゃんと面白い。クレイジーってほどじゃないけど、変わった2人が惹かれあう。

ポイントはウェスの方はジルの事情を知っていると言うこと。留守電を聞いていることをいつ告白するか。

すぐに言えば笑い話になったのに、ずるずる言えなくなる。

仕事

ジルは料理人になりたくて修行中。店の人間関係にも注目。

なかなか仕事を任せてもらえない。雑用ばかり。

仕事シーンは多々登場する。色々あって見所である。

たまに登場する料理。ポイントになる。

勤めている店のシェフ。こいつがよくわからない。コメディなんだと思うけど。変な奴。

喪失

亡くなった妹に留守電を送り続ける。これは亡くなった悲しみを克服できていない。

この物語は恋愛映画に見えて、喪失からの再生の物語なのだ。

悲しみを乗り越える。めちゃくちゃ楽しそうに乗り越えたのが最高。

ネタバレあり

【ネタバレ注意】ここより先は結末に関するネタバレがあります。

ジルとイザベル

2人の関係が良い。良すぎるから喪失感が強い。

亡くなった後にボイスメッセージを送りまくる。それにイザベルから送られたメッセージを保存して聞いている。 

そのメッセージが消えてしまう。ここが一番下がる部分。

でもそこから自分で店を始めて前向きになっていく。

消えたボイスメッセージをウェスが修復してくれた。そして悲しみを乗り越えた。

恋愛

ウェスと出会う前、同僚とかポットキャストの人と関係がある。

イザベルが亡くなる前もデートしてたし、恋愛に貪欲なほうかもしれない。

ポットキャストと関係があったのち連絡が来なくなる。イベントに乗り込んで悪口を言う。

ジルは男を断っていると言いつつ関係を持っている。これは妹を失った悲しみを忘れるためだった説。

ウェス

ポットキャストのイベントでウェスと出会う。なぜかってボイスメールを聞いてジルの行動を知っていたから

ウェスがメッセージを聞いていることは微妙。すぐに言えばセーフだったかも。でも聞いてたらもうアウト。

だから言わずに会うことが恋愛になるための手段だった。結果論。

そして勝手にメッセージを聞いて近づく行為は、ギリギリ気持ち悪い。

橋が見えるベンチで話かけるんだけど、タイミングが良すぎてロマンティックにならなかった。

でも食事して仲良くなりサンフランシスコを観光することになる。そして仲が縮まっていく。

仕事

ジルの働くレストランは有名なシェフ。かなり態度がデカい。

ジルはキンカンを切る仕込みしか任されない。どうやらキンカンを使うことが特徴みたい。

やる気出して意見を言っても聞いてもらえない。

一人店を辞めた人がいて、チャンスが訪れる。デザートを作って審査。通れば店のパティシエのなれる。

この試験に合格したのが生焼けケーキを作った男。ここでキレて辞めた。

その後に自分で店を始める。フードトラック。辞めた店の女性スタッフも手伝ってくれる。

バレる

パーティーで上着を貸した時に留守電したらポケットのスマホが鳴る。これでバレた。

タイミングが悪かった。でもいつかはバレること。ふつうに嫌われた。恥ずかしかったんだろう。

ウェスは惹かれたままだから電話番号は長期契約して、もう聞かないと宣言。

消えてしまったボイスメールを同僚に頼んで修復。誠意を見せた。

ラスト

ウェスがジルにボイスメールを残す。謝罪と大晦日にタコス店にいることを言う。

それを聞いたジル。そのタイミングで消えたボイスメールが復元された。久々に聞くと偶然に背中押すようなこと言ってた。

それでタコスの店で再会。ウェスが告白した結ばれた。

後日、公園で仕事しているジル。そこにウェスも来る。ウェスがイザベラにボイスメール。交際を赦してほしいサインくれ。ジルもボイスメール。

そのタイミングでジルとイザベルの思い出の曲が流れる。たぶんサイン。踊って映画がおわる。

ロビン【Dancing On My Own】

ジルとイザベルの思い出の曲。2人で踊ってたなぁ。

これがラストシーンで流れて踊る。ちなみにイザベルも後ろで踊ってます。すぐに消えるけど。

ロビンはスウェーデン出身の歌手。ポップシンガーで歌って踊る。

代表曲がこのDancing On My Own。意味は直訳で【一人で踊る】。意外と作品に合っているタイトル。

この曲だけYouTube回っていた。1億再生。2010年の曲でジルたちの世代的に丁度良かったのかな。

感想

ロマコメについて

ロマンティックコメディの本作。少し弱い。ジルとウェスの関係が深まる描写が少ない。

ウェスのキャラが弱い。でもウェスが好きになる理由はわかる。要はSNS見てマジ恋するタイプ。カードゲームが好きなオタク設定だから繋がる。

観光するシーンとか良かった。描写は少なかったけど色々と良かったと思っておく。

ユー・ガット・メール

ユー・ガット・メールの現代版と言っている。作中でもメグライアンがどうとか言ってた。

この映画は顔も知らない男女がメールで惹かれあっていく物語。

現在だとふつうにマッチングアプリになるのか。これの現在版がボイスメッセージの盗み聞きだとは思えないけど。

姉妹愛

この映画、姉妹愛がメイン。そこをメインに観るととても良い映画。冒頭の思い出を良い尺でやってくれた。

そもそもボイスメッセージを入れる行為は妹が亡くなったことを受け入れられていない。

それが最後にはもうボイスメッセージを入れないと言っていた。受け入れて乗り越えることができたんだ。

ウェスを良い感じになるのも面白いけど、妹を失った悲しみを乗り越えたことの方が物語として面白かった。

ロマコメってより姉妹愛で観ることがおすすめ。

逆に言うと

観て思ったけど、ウェスと上手くいったのもイザベルのことを乗り換えたのも、仕事がうまくいくようになったからじゃね?

気持ち悪いキンカン野郎のところをやめてキッチンカーが上手くいき始めたらすべてが良い方にいった。

ウェスは良い奴だしボイスメッセージは復元できたけど、それよりも仕事の成功だと思う。

そこから余裕ができて色々に向き合うことができた説。あのオーディションが分岐点。

あとウェスがイザベルにボイスメッセージ入れている時、めぞん一刻の最終回思い出した。

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