私ときどきレッサーパンダ【PIXAR】

久々に観た。この作品はコロナの頃に公開、できなくて配信になった。

コロナの時に出た作品たちのおかげで、僕はディスにープラスに加入した。だから感謝(?)している。

ストーリーはなんとなくわかるけど細かい部分は忘れていた。新鮮な気持ちで観れた。

少しピクサーらしくない作品に感じた。実際賛否両論だったみたい。感想書く。

目次

基本情報

原題:Turning Red 2022年配信 上映時間100分

監督:ドミー・シー

脚本:ドミー・シー

原題の意味は【赤くなる】。Turningが成長するて意味でもある。Redは赤面とか怒りの赤とか。初期はレッド(Red)がタイトルだった。

ドミー・シー監督は中国生まれのカナダ育ち。つまり監督の経験に基づくストーリーかもしれん。監督はピクサーでストーリーボードを作っていた。

ピクサー作品に携わり、短編アニメ【Bao】を監督。そして今作で初監督。

ピクサーはこの流れある。【あの夏のルカ】の監督も短編映画【月と少年】を作ってから初監督した。

あらすじ

トロントに住む13才の少女メイ伝統的な寺で暮らし、母親の期待に応えようと奮闘している。

友達とはアイドルグループの応援をして楽しく過ごしている。

ある出来事をきっかけに自分を見失う。感情をコントロールできなくなったメイはレッサーパンダに変身していた。

え、どうする?

メイリン・リー

主人公メイ。やりたいことはやりたい時にやると豪語する13歳の真面目な少女。

親友が3人いる。ミリアムとアビーとプリヤ。4タウンと言うアイドルグループの大ファン。みんなで応援している。

学校が終わるとすぐに帰宅。家である寺の手伝いをしている。そうじとか。

変わり者だが成績優秀ノリが良くてかわいい女の子。映画が始まると自分で説明してくれる。やさしい。

寺の守護神が赤きパンダ。

レッサーパンダになるまで

コンビニにかっこいい店員がいる。友達は夢中だがメイは無関心。

ただ家で勉強していると彼のことが思い浮かぶ。彼のイラストを描く。自分とイチャイチャしている妄想も書く。

そのイラストを母に見られて、勘違いした母がコンビニに乗り込み娘と関わるなと言う。

変な勘違いをされイラストは晒された。恥ずかしくて顔は赤くなりベットで叫ぶ。アクム

その夜、悪夢を見る。目が覚めるとレッサーパンダになっていた。

ネタバレ

【ネタバレ注意】ここより先は結末に関するネタバレがあります。

心を落ち着かせて学校へ行く。学校でレッサーパンダに変身してしまう。

落ち込むメイメイ。それを見た家族は驚く。思ったより早くに変身したっと。メイの母も過去に変身していた。

家系的な能力。おばあさんもおばさんもレッサーパンダに変身した時期があった。

でも封印できる。赤い月の日に儀式をすればいい。それは1ヵ月後。

儀式まで

儀式まで変身しないように努める。友達のおかげで平常心。

4タウンがトロントでライブする。行きたいが反対されるメイと友達たち。絶対に行きたいから自分たち行くことを計画。要はお金問題。一人200ドル。

まずメイの母親には数学部に入ると言う。同級生にレッサーパンダのことを話す。あとは写真撮影やグッズ販売で稼ぐ。放課後に稼ぐ。

ラストスパートで男の子の誕生日会を盛り上げる仕事をする。これで目標金額に達するはずだった。

こっそり誕生日会に行く。感情が爆発してしまって暴走する。

コンサート事件

4タウンのライブの日と儀式の日がかぶっていた。ダブルブッキング。ライブには行けなくなった。

そして当日。友達たちはライブへ、メイは儀式。

レッサーパンダを封印しようとするがメイが拒否。儀式から出て行きライブに行く。

ライブに行き友達と仲直り。ライブが始まると巨人が登場。母のレッサーパンダだった。ライブを襲撃。

ライブ会場で母を封印することになる。親戚もレッサーパンダに変身して、4タウンも協力してくれる。

ラストの選択

母のレッサーパンダを止めるためにライブ会場で儀式をする。みんなの協力で儀式を行えた。

母の気持ちを知り和解。メイはレッサーパンダを封印しなかった。

日常にもどり母とも関係も良好。友達とカラオケに行けるようになった。

私ときどきレッサーパンダ【考察】母親

母親

どう考えても母親がダメ。まずコンビニに乗り込んだこと。早とちりして暴走。過保護にもほどがある。

始めてレッサーパンダになった時の対応。生理だと思って心配するのはまあいい。過保護だから行動としてわかる。ただ学校に不法侵入して目立ち、ナプキンを持ってきたことを大声で言った。これはない。

しかもレッサーパンダに変身する家系だって知っているのに。かなりの失態。

母親も過去にレッサーパンダに変身していた。だから過保護に世話を焼いて監視していた。

服が緑中心なのは、赤の反対の色だからだと推測する。

レッサーパンダになる意味

レッサーパンダになると毛だらけで動物の匂いがする。体は大きくて不自由。これは思春期の複雑さの表れ。自分の思い通りに動かせない。

自分が自分じゃないみたい。これがレッサーパンダに変身した。視覚的にわかりやすく変化。

昔話で語ると男が戦に行った時に家族を守るために与えられた力、なんだよね。悪党から家族を守るための能力であって、現代の女性には厄介な能力になっていた。

レッサーパンダってのがかわいいから良い。思春期はかわいいってことでしょ?ポジティブ。

感情が高ぶると変身する。結果目立ってしまう。これも変身する意味だと思う。

あと生理のメタファー。女性になったから能力が目覚めた。

賛否両論

賛否両論だったのは生理の部分だと思う。この映画はピクサーらしくない。

生理の描写が直接的すぎる。単語で出てくるからね。ピクサー映画は赤ちゃんがちょっと成長したぐらいの子供も好きだから。アイドルグループもらしくない。

他にも母親への反抗とかアジア系の文化が共感できないとか。それはしらん。

てか監督たちはピクサーらしくない映画を作る!って言っていた。だからいいのだ。

母も子供だったし、母にも母はいる

母の過干渉は自分の変身がデカすぎレッサーパンダだったから。レベルが違う大きさ。ゴジラくらい。

昔に暴走したことで母(ばあさん)に頭が上がらない。どうやら抑えた感情の大きさ、それか母からの干渉の大きさが大きいとレッサーパンダが巨大化する。のかも。

儀式をすると異世界にいける。そこには母の子供の頃がいた。泣いてたよ。母は子供のころ相談できる人とかいなかったのかな。完璧な娘になることに疲れていた。

あんなにデカいレッサーパンダになるってばあさんはどれだけ押さえつけてきたのか。ばあさん顔怖いもんね。

昔に母のミンが暴走した理由が父を認めてくれなかったことだったのは素敵エピソード。

私ときどきレッサーパンダ【解説】他作品

日本アニメの影響

影響を受けている作品を紹介。

【フルーツバスケット】【らんま1/2】【美少女戦士セーラームーン】【犬夜叉】

フルーツバスケットは動物(干支)に変身する漫画。らんまも水を被ると動物(だいたい)に変身する漫画。

犬夜叉は犬みたいな男の子が出てくる。セーラームーンは女の子の戦隊もの。女子のわいわい。

目がキラキラするのとか、怒ると顔が赤くなる描写は日本アニメの影響を感じる。

他のピクサー映画

他のピクサー映画との共通点を感じた。

メリダとおそろしの森と似ていて母と娘の物語だった。これも親子の話だった。メリダは良い子って感じではなかったけど。

インサイド・ヘッドと同じで思春期の女の子が主人公だった。特に2だね。こっちも思春期の恥ずかしさ満載。

私がビーバーになる時は設定が近い。動物になるところが。

4★TOWN

メイたちが好きなボーイズグループ。5人組。4タウンなのに5人!別にいいけど。

90年代洋楽ポップスとKPOPの融合らしい。要はアイドルグループ。

バックストリートボーイズとBIGBANGと2PMがモデルみたい。バックストリートボーイズは知っている。あの曲知っている。BIGBANGも知っている。ナーナナナーナーでしょ。2PMだけ知らない。調べてみます。

驚いたのはこのグループの曲をビリー・アイリッシュが作ったこと。兄とオリジナル楽曲を提供してた。1ミリも覚えてないけど聴いてみます。

封印には円を書いてその中に対象者を入れる。そして歌を唄うのが儀式。母はデカすぎて歌の声量が足りない。そんな時に歌ってくれた。マジで笑った。

タイラー

4タウンは5人組。メイたち仲良し4人組でどうせなら4人にすれば?って思ってた。タイラーも4タウンの大ファンで最終的に仲良しメンバーに入っていた。だから4タウンは5人組だったのか。

タイラーは紫のタンクトップを着ていて15って書いてある。これは2000年代に活躍したNBA選手のビンス・カーターだと思われる。トロント・ラプターズのエースでエア・カナダって呼ばれていた。ダンクすごいよ。

私ときどきレッサーパンダ【感想】

ラストシーンについて

まじで個人的な感想なんだけど。ラストはメイと母で寺を仕事を頑張り修理代を稼ぐ場面で終わる。

ここで思ったのは仲良しグループにタイラーがいる。一緒にカラオケに誘ってくれた。おもろいな。

カラオケに行く時にすこし寂しそうなメイに驚く。あんなに干渉されることを嫌がっていたけどそれを懐かしむとは大人だなって思う。

あとラストに映る写真。4タウンや友達たちや家族との記念写真。母のポーズ可愛すぎ。まじで注目してほしい。

思春期

いい意味でこの映画はいたかった。妄想、友達ノリ、推し活。母がコンビニに突撃するシーンとか地獄。

黒歴史と言ってもいい。2000年代のオタクはもっと生きづらかったと思う。

でもそれが良い。愛おしい。

始めにレッサーパンダの力を抑えることができたのは友達のおかげだった。親ではない。これこそ思春期だと思う。それでも母は自分の愛情のおかげだと思っていたのは、いつもまでも変わらない子供扱いしている。

思春期をなめるな。もしかしたら友達のほうが大切かもしれない、くらいに考えたほうがいい。

ラストのセリフが「めちゃくちゃな感情(野獣)はだれにでもある。わたしは出した。あなたはどう?」思春期に刺さりそう。

レッサーパンダを愛する

メイはレッサーパンダを封印しなかった。これは自分の感情を否定しないこと。そして『母は母』『自分は自分』ということ。

一族はみんな封印してきた。でもそれは感情を抑えると言うことなの。

レッサーパンダになることは負の感情なのかもしれない。そのモンスターを消す必要はない。

自分らしく生きるってこと。レッサーパンダも自分の一部、それを愛そう。

自分のすべてを受け入れろ!ってこと。目立ってもいいじゃない。

まとめ

映画は面白い。そして学びがある。

思春期の子供がこの映画を観て、自分を受け入れることを学べたら良いなぁって思う。

直接的な生理のことがあったり、こっちまで恥ずかしくなるようなシーンがあってピクサーぽくないかもしれないけど、とても楽しい映画だと思う。おすすめ。

レッサーパンダがかわいい。それでいいやろ。あとオタク幸あれ。

冒頭とラストで変わったことがカラオケに行けるようになったってことなのも良い。小さいけど良い変化。

最後にどうでもいい一言。儀式してくれたじいさんは誰だ?

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