ディズニープラスで配信された。短いアニメ。
ズートピアに登場したキャラたちの物語。
前に観た時はズートピアのことをあまり覚えてなかった。たしか(それすら覚えてない)。
だからこのアニメのこと印象に残ってない。記憶力終わっている？
今回がっつりズートピアを観た。ほんでズートピア+を楽しむ。記録しとく。
情報
原題：Zootopia+ 2022年配信 Disney＋
全6話 1話10分くらい(本編は7分くらい)
映画ズートピアのストーリーの裏で起こっていたこと。
企画では８～10本作られる予定だったが6本になる。10本作れたよ。いっぱいキャラいるじゃん。
すぐに終わる。サクっと観れる。
あらすじ【ネタバレなし】
あらすじがほぼストーリー。一応結末は書いてないけどほぼこれだけ。だって7分だもん。
列車を追え！
主役はジュディの両親。
ズートピアに旅立つジュディ場面。両親視点の話。
ジュディが乗った電車に小さい子供が乗ってしまう。それを追いかける。
リトル・ローデンシアのリアル齧歯類
本編でジュディが泥棒を追いかけて時。小動物の街で捕まえた。その時に助けたネズミのお嬢さん。
フルー・フルーが主役。リアリティ番組の撮影をしている。
結婚を控えていて準備の様子を撮影している。
デューク：ザ・ミュージカル
ジュディが捕まえた泥棒。デュークが主役。
釈放されると世間の笑いものに。
いきなり歌いだす。ミュージカルが始まり金持ちになるためにどうするか語りだす。
花嫁のゴッドファーザー
ネズミのマフィアみたいなMrビッグ。完全にゴッドファーザー。
彼がどうやってドンになったのか。昔話をフルーの結婚式で語る。
ズートピアン・ダンスアイドル
ポップスター・ガゼルのバックダンサーのオーディションが開催される。
ファンのクロウハウザーはオーディションに参加する。
クロウハウザーは警察の受付のチーター。サバンナ高橋。
ディナー・ラッシュ
カワウソのサムはウエイトレス。ガゼルのコンサートに行きたい。急いで仕事中。
新規で客が来る。それがナマケモノ。
ガゼルのコンサートまでに仕事を終わらせることができるのか。
【ネタバレ注意】ここより先は結末に関するネタバレがあります。
ズートピア+【解説】
結末は書く。それだけでは短いから思ったことを書いていく。
キャラを深掘りする。このシリーズは映画の完璧な拡張。らしい。
だからぼくもズートピアの感想の拡張にする。おすすめキャラを紹介するぜ。まずは各話の解説。
Hopp on Board【列車を追え！】
ただ子供が乗ってしまった列車を追うだけ。子供が線路に落ちそうになるのを助けた。
結局子供はジュディの田舎に戻る列車に乗ってしまい、また追いかけるってオチ。
両親はコミカルな良いキャラしてた。良いカーアクションだった。
途中でメリーポピンズみたく傘で降りてきた。ヌーディストのヤクが体操してた。この話のポスターから【ワイルドスピード】を意識している。
バニーバロウ
ジュディのふるさと。ウサギが多い。ウサギは繁殖力があるから日々増えている。ジュディが出て行く時にもカウンターが増えまくっていた。
その町で暮らすキツネのギデオン・グレイはすごい。絶対に差別されてた。
The Real Rodents of Little Rodentia【リトル・ローデンシアのリアル齧歯類】
結婚式の準備をしていると、いとこのトゥルー・トゥルーが来る。トゥルーが仕切りだしてうんざりして怒る。
買い物に行くとドーナツに潰されそうになる。ジュディが助けてくれる(本編)。
命を救われて考え改めたフルーはトゥルーと和解。トゥルーはフルーの母のドレスを用意していた。いい話。
ラストはブーケを投げる。それが夜の遠吠えでみんなが凶暴化する。
元ネタは【ザ・リアル・ハウスワイヴス・オブ・ビバリーヒルズ】。日本では見れないっぽい。
Duke the Musical【デューク：ザ・ミュージカル】
自分が金持ちになるために何をするのか。悪事でしか金持ちになる方法がわからない。
ヤジの年寄りから財布を盗んでいた。それではダメだと、悪事を辞めないと。だから財布を返そうとする。
その瞬間ヤギはトラックに轢かれる。トラックから大金がこぼれる。結局改心しないで金を盗んで逃走した。
轢かれたヤギは生きているよ。
デューク・ウィーゼルトン
イイズナ。イタチのこと。イタチを英語で言うとウィーゼル。アナ雪に出てくるウェーゼルトン公爵の名前を合わせた。声優がウェーゼルトン公爵とデューク一緒。
ジュディに捕まった。その時に盗んだのが夜の遠吠えの球根だった。海賊版DVDを売っている。Mrビッグに脅されて全てを吐く小悪党。正直きらいじゃないキャラ。
オールド・ゴート
年寄りのヤギの名前。初期はジュディと一緒に違反切符係で登場予定だったがボツに。この短編で登場。
The Godfather of the Bride【花嫁のゴッドファーザー】
Mrビッグは若い頃ズートピアにきた。おばあさんと移住してパン屋を始める。
まだ小動物には厳しい環境だったが自転車を使いパンの配達を頑張っている。
時には暑がるシロクマを助ける。仲間は増えていき店も大きくなる。
サイのギャングが邪魔してくる。それに歯向かいギャングを追い払う。
信頼を得てMrビッグはドンになった。最後にフルーの夫に家族を大切にしろっと遠回しに脅す。
ミスタービッグ
このキャラが大好き。ゴッドファーザーが好きだから。まんまヴィトー・コルレオーネ。この短編はパート２の感じ。
「あの日なりたい自分に気が付いた」って自覚してサイに歯向かうのカッコイイ。
リトルローデンシアはミスタービッグが作った。すごい。
ちなみにゴッドファーザーは娘に結婚式から始まる。そして娘はDVを受ける。婿はファミリーを裏切る。だから念を押していたのかもしれない。
小さいネズミなのに恐れられている。登場すると手を出して手の甲にキスさせる。何倍も大きい動物が慎重にキスしている。
歯向かうものは氷漬け。ジュディは娘を助けたから協力してくれる。日本語声優が山路和弘。よし！
So You Think You Can Prance【ズートピアン・ダンスアイドル】
参加は2人で。クロウハウザーは署長のボゴと参加することに。
ボゴは任務だと思ってついてきた。これがオーディションだと知り帰ってしまう。
1人のクロウハウザーは失格になりそう。そこでボゴが戻ってきてダンス。てかワイヤーアクション。
結果は合格。かと思ったら夢オチ。目が覚めるとジュディから応援の要請。
署長室に行くとボゴ署長はガゼルのダンスアプリを見ていた(本編)。
オーディションは【ゴッドタレント】が元ネタ。
ボゴ署長
ボゴ署長のモデルのアフリカスイギュウは記憶力がいい。
力があって強く賢い。警察署長にぴったりってこと。
Dinner Rush【ディナー・ラッシュ】
サムは映画ズートピアに登場しない。このシリーズは登場キャラがメインになるから珍しい。
映画登場のキャラとしてナマケモノのフラッシュが彼女と登場。サムが働く店に来た。
マジでイライラする話。もうわざとゆっくりしてるだろ。これ。
フラッシュたちのせいで他の客の接客が雑になる。これはサムも悪い。
みんなに怒られるサム。そのタイミングでフラッシュがプロポーズ。これで場が和んだ。
サムは冷静になりフラッシュたちの接客をしていると、フラッシュたちもガゼルのライブに行く。送ってもらえることになる。
スピード違反でジュディとニックに捕まったフラッシュであった(本編)。
フラッシュ
ナマケモノのフラッシュ。マジでタイミングみて遅く発言してるて思っている。わざとでしょ。
アメリカの役所の職員は仕事が遅いって皮肉でナマケモノらしい。あるある的な。
車に乗るとスピード狂なのが狂気を感じる。好きじゃないキャラ。腹立つ。
ズートピア+ 【感想】
映画の補足。これ観たらもっと本編が楽しめるね。間違いない。
1話が映画の冒頭で6話が映画のラストに繋がる。
各話パロディがあって楽しめる。そもそも動物が人間のパロディしているって見方ができる。
まあいいシリーズだけど、補足ってだけ。それ以上にはならない。
ズートピアを観たら流れでプラスも観ればいいですわ。
花嫁のゴッドファーザーは映画化してほしい。もっと観たかった。ネズミが大っ嫌いがな僕が好きになったネズ。
好きなキャラ【番外編】
僕の好きなキャラは【ニック】【MRビック】【冒頭の劇で音楽係してた猫みたいやつ】。
【ダグ】も好きなキャラ。ヒツジ。副市長ベルウェザーの指示で肉食動物を凶暴化させていた。
地下鉄で夜の遠吠えを栽培して毒を抽出している。使われていない電車をラボにしている。助手の名前が【ウールター】と【ジェシー】。元ネタはブレイキング・バッド。
ダグは毒玉を作るだけじゃなく標的に撃つ。射撃の腕がすごい。車で移動するカワウソに命中させた。
やっていることが裏家業。めちゃくちゃ優秀なところが好き。顔もデフォルメされてない羊って感じで渋い。というかベルウェザーだけ目がアニメだった。ボスだからかも。
【ベル】は群れのリーダーの意で【ウェザー】は去勢された雄羊の意。雄羊は悪を象徴することもある。
ベルウェザーの机にはダグの名前と電話番号が書かれている。
小ネタ【本編補足】
ズートピアは差別的な表現が多い。草食動物が肉食動物を排他する流れだし。
初期だと肉食動物の首輪をつけて興奮するとアラームが鳴る設定だった。肉食動物は草食動物の銀行から金を借りれないストーリーがあった。
ウサギには警察は無理って偏見から始まる。キツネにはずる賢い偏見があり、防犯スプレーを持つウサギ。
ジュディは「かわいい」とウサギ意外に言われると嫌がる。ちょっと強引だけど人種が同じだから言えることがある。黒人同士だと言うやつとか。あのラッパーとかがよく言うやつみたい。
わかりやすいのはゾウのアイス屋。「断る場合があります」って書いてあるのは黒人差別であったこと。
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