この手の映画が好きで観てきた。大人になれない男のラブストーリー。
くだらない題名のせいで妊娠してしまった男女のラブコメを想像する。実際そうだけど、もう少し深い映画だと思っている。B級感のあるタイトル。まあ別にB級と言えばそうだけど。
僕の好きな映画。だから魅力を伝えられたらうれしい。
基本情報
原題:knoked Up
公開:2007年
上映時間:129分
監督・脚本:ジャド・アパトー
ノックトアップの意味
スラングで『妊娠させる』『できちゃった』の意味。
ジャド・アパトー
コメディ映画の有名監督。過激な下ネタが多いけど登場人物を成長させる物語が多い。
大人になれない男たちの成長する。故に男同士の友情描写も多い。
過激な下ネタは今見ると若干引くというかやりすぎ感あるけど、クラシックとして楽しめる。
キャストは似たような人か多い。プロデューサーとして優秀。彼が起用した人(セスローゲンとか)は今バリバリやっている。
あらすじ

自堕落な生活を送るベン。テレビ局のアナウンサーとしてバリバリ働くアリソン。
2人はバーで知り合い意気投合、一夜を共にする。
その1回でアリソンは妊娠。生む決心をしたアリソンはベンに報告する。予期せぬ妊娠に戸惑いながら親になる準備を始めるのだった。
ベンとアリソン
セスローゲンが演じるベンは働いていない。一応サイトの運営をしていると言っているが微妙。
生活費は過去に事故した時の補償金で暮らしている。
家には数人の友達。マリファナやりながら楽しそうに暮らしている怠け者。
キャサリン・ハイグルが演じるアリソンはテレビ局で働いている。昇格して取材するアナウンサーになった。
姉家族と暮らす。ベンとは正反対の働き者である。
見所など

妊娠から始まる
付き合うまでの物語はたくさんある。カップルのラブコメもある。これは始まりが妊娠。
一夜の関係で妊娠したからお互いのことはあまり知らない。それよりも合わないから付き合ってなかった。
アリソンが妊娠を報告してふたたびベンと関わることになる。
ラブコメディになるのかな。妊娠して出産までに関係はどのように変化していくのか。
下品すぎるコメディ
これも時代ですわ。下ネタに品がない。そもそも下ネタに品なんてないけど。
ギャグの量がえげつない。まあ笑えるネタが何個かはあると思う。ドン引きすることもある。
個人的には、前に観た時は爆笑してた気がする。でも久々に観たら引き気味。
撮影ではかなりのアドリブ演技があった様子。やりたい放題演技して多くのギャグが生まれた。
ネタバレ結末

妊娠したアリソンは生むことを決意。ベンも支えることを決める。
お互いを知るために一緒に過ごす。ベンは仲間に紹介して本を買う。
ただ2人の生活環境や価値観が合わない。ベンが結婚を申し込むが断る。てか空の指輪の箱って。
姉夫婦の問題をきっかけに2人は別れることになる。
姉夫婦問題は解決したが、2人の方は復縁できない。友達でいましょうって言われちゃった。ただベンは変わっていく。
アリソンに陣痛が始まり生まれそうになる。ここでベンが成長を見せる。アリソンのために行動する。
子供は無事に生まれた。アリソンはベンを見直した。2人で育てることにする。
姉夫婦のこと【破局の原因】

姉デビーは夫ピートの浮気を疑う。バンドと会う約束があると言って出かけている。
後を追った結果、ベースボールドラフト遊びをしていた。ちなみに松井を指名してた。
一人の時間がほしかったピート。隠していたことに怒るデビー。ピートにはデビーの愛に答えられたんかた。
このすれ違いがきっかけでアリソンとベンは別れた。
その後
ベンとピートはラスベガスで遊ぶ。幻覚キノコを食べてシルクドソレイユを見る。なんなのスポンサー?ハイになって見てた。ホテルに帰るとベンが熱弁する。
アリソンは姉デビーとクラブに行くけど入場できない。キレるけど用心棒はたしなめる。彼も悩んでた。デビーはショックを受けて泣く。
シーンが変わると仲直りするデビーとピート。あれかな、ストレス発散が良かったのかな。
ベンの成長【物語の見せ場】

ベンは大人になれてない。友達と暮らしてバカなことばっかしている。
アリソンを付き合うが家で地震が起きた時にアリソンを無視して逃げていた。しかも育児本を読んでいなかったことがバレる。
本を読まなかったのは読むと現実になってしまうから。アリソンを置いて行ったのはハイになっていたから。
2人は別々に暮らすことになるが、ベンは変わろうとする。まず家を出た。アパートで独り暮らし。仕事を始めた。ウェブデザインの仕事。そして本を読んでいる。育児本を3冊も。
仲間から電話で誘われることもあった。でも今ハイになっていると言いながら本を読んでいた。成長と言うかまともになった。
きっかけ
ベンが変わるきっかけは意外とお父さんだった。
そもそも子供が生まれることを受け入れたのもお父さんと食事して話したこと。
大人に変わったのもアリソンにフラれて電話した。ベンはどうしたらいいかお父さんに聞く。お父さんは愛していると言っていた。
ラストの出産【成長が見れる】

子供が生まれそうになってかかりつけの医者に電話するが繋がらない。そこでベンを頼る。ここでベンは成長を見せる。
生まれる前の状態が分かっている。的確に助言をして無事に病院まで連れていく。かかりつけの医者はいない。電話も繋がらない。ベンが留守電に罵詈雑言を吹き込む。成長している。飛行機が墜落することを祈っているは不覚にも笑った。
医者
病院で医者と話す。アリソンは麻酔とか薬を使わないで生みたい。でも子供を無事に取り上げたい医者は強い言葉でアリソンを説得する。
それに対してベンは優しく話してほしいと頼む。アリソンを第一に考えているってこと。医者も理解してくれた。
姉
デビーたちも病院に来る。アリソンのことは任せてと言われる。
それに対してベンは怒る。アリソンのそばにいるのは自分だからデビーに下がれと言う。
デビーは感心した。たぶんベンのことを認めた。
結末
生まれた子供に妊娠した時のことを話す。君に会えてよかったって言ってた。2人はベンのアパートで一緒に暮らす。
妊娠して物語が始まり、出産して終わる。この期間の話しだった。
感想

昔より笑えない
はっきり言って昔よりも笑えなかった。アリソンとベンが話しているのとかポールはまだいい。デ・ニーロのモノマネ良かった。
微妙だったのはベンの友達たち。こいつらが下品すぎた。ちょっと引いたわ。
ベンが大人になれない象徴であり原因なんだろうけど。この作品のコメディたる要素だけど。
最後の出産シーンで待合室にいるけどいらないよ。様子見に来たやつとか勝ってに入るな。
時代が違う
いまの時代に合ってないとは感じる。避妊具つけないことは犯罪だと言われる令和。
当時にもアリソンが出産する理由がわからないと言う意見があった。それは好きでもないけど家族になれるって恋愛の映画だから、僕はアリだと思う。てか生んでくれないと物語が進まない。
ベンはバカで仕事もしてないけど友達が多い。アリソンはバリバリ働いて自立しているけど友達が登場しない。
意図的かはわからないけど頭かたい人みたいに見えて不利。
アリソンは妊娠に仕事に忙しいのに、ベンは遊んでいる。終盤で心入れ替えてうまくいったけど成長する時間があるのは不公平かもね。
正反対な君と僕【まとめ】
2007年の映画だ。それを知って観ることが大切。
すごい好きで良い映画だと記憶してた。面白かったけど年取った僕には下品すぎる。それでも成長するから良い映画。だと思ったけど、その成長は男として有利な部分がある。
でも理由はどうあれ、タイミングはどうあれ成長したことは感動できる。元が遊んでハイになっているだけの男だから本読むだけで変わったと思えるから得。
ベンとアリソンは正反対な2人だけど、子供と言う共通のことがあればなんだかんだで通じ合える。子は鎹。
妊娠がゴールではなく、そこから2人の関係が変わっていくのが良かった。いまでも僕の好きな映画だった。けど人に勧めるには言い方を考えたい。ベンがバカすぎって前提で紹介したい映画。
ベン役のセス・ローゲン。50/50でも本読んで好感度上がった。本読むことで好感度上がるから羨ましい。




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