映画館に行きました。2026年に初めて映画館で観た映画。
ホラー映画です。いまはホラー映画が流行っている。なぜなら安く作れるからみたい。映画産業金がないのかな。
この映画はグロテスク。少し目をそむけてしまう。痛い映画だった。
そして意外な結末だった。すごい楽しめたから感想を書く。
基本情報
原題:Together 2026年日本で公開(アメリカは2025年) 上映時間102分
監督・脚本:マイケル・シャンクス
キャスト:デイブ・フランコ アリソン・ブリ―
主要キャラの夫婦を演じる2人が実生活でも夫婦。
マイケル・シャンクスは今作が長編映画デビュー。これから注目の監督になるかも。次回作はA24で製作されるってさ。赤髪ではない。
ジャンル
ホラー映画の中でもボディホラー。ボディホラーは体が変わっていくことで起こる恐怖。身体が変形したり破壊されるから痛そう。僕は苦手なジャンル。まともに見れない。
恋愛の共依存がテーマになっている。感情では離れているのに体はくっついてしまう。
ホラーと恋愛。変異と共依存。2つのジャンルの掛け合わせ。
あらすじ

ミュージシャンの男と教師の女が田舎の一軒家に引っ越してくる。
ある日森をウォーキングしていると遭難して洞窟へ迷い込む。
洞窟で一夜を過ごした。その後2人に異変が起こっていく。
意識が飛んで片割れのいる方に体が動く。接触した箇所がくっついてしまう。
倦怠期カップル
ティムはミュージシャンになる夢を諦められていない。田舎に行っても続ける気満々。
ミリーは教師。引っ越した先で小学校で働いている。
引っ越す前にパーティーをしていた時に、ミリーがプロポーズ(ギャグ的な)をする。ティムは返答に困る。かなり気まずい。肉体関係はご無沙汰。何カ月もしていない模様。
ちなみにティムは免許を持っていない。田舎では彼女に送ってもらう。
謎の洞窟
2人が迷う洞窟。正確にはウォーキング中に雨が降ってきて迷った時に落ちた穴。
ベンチみたいなのを解体して火を起こす。タバコ吸ってワイン飲んで。ウォーキングにワインやらタバコを持ってくるとは。タバコは内緒で持っていた。ワインはおしゃれかな。
喉が渇く2人は洞窟に溜まる水を飲む。たぶんこれが原因かと。
洞窟に行くまでに鐘があった。穴の出口にも鐘があった。
ネタバレ【あらすじ】【結末まで】

結末を書きたい。感想言いたい。
くっつく
洞窟で一夜を過ごす。目が覚めると足がくっついている。なんか皮膚が一体化していて剥がすと痛そう。
キスすると唇がくっつく。セックスしたら抜けなくなる。
くっつくのより剥がすのが怖い。てか痛い映画。これがボディホラーか。
磁石のように
2人が離れると(例えば仕事にいくとか)意識が飛んで片割れを追う。
ティムがシャワーを浴びている。ミリーが車で出かけると車の進む方向に体が動く。結果シャワー室の壁にぶつかる。
寝室を分けても体が動いてくっつこうとする。ただ意識もなく動く。エクソシスト(ブリッジの形)みたいにすべってくる。怖い。
対処法
意識が飛ぶようになり医者に行く。薬をもらう。筋弛緩剤。飲むと体が脱力するみたい。これを飲むと体が動かなくなるから止まる。
ある日の夜、磁石みたいにくつっきそうになる。意識があるのに体がずんずん動く。この薬を飲む。砕いて鼻から吸引もして。正直効果が未知数。
目が覚めると腕がひっつく。酒を飲んで(飲ませて)電動ノコギリで切り離す。痛いー。序盤に電動ノコギリが映っていた。こうなると思ったよ。
隣人
近所に住む男性ジェイミー。ミリーの勤める学校の教師で同僚。なにかと相談に乗ってくれる。
結婚していたがパートナー(同性婚)はいない。亡くなったのかな?指には指輪が二つ。
もうネタバレだから書くけどこの人は2人が融合した姿。ティムとミリーがくっついていることにも感づいていた。そして歓迎している。
ミリーが車の鍵をジェイミーの家に忘れて取りに行く。テレビから結婚式の映像が流れていて融合前の2人。あの洞窟で儀式している。
行方不明
ティムとミリーの近所で行方不明のカップルがいた。ティムはSNSから彼らのアカウントを見る。位置情報を見るとあの森が関係していることが判明。
ミリーが車の鍵を取りにジェイミーの家に行っている時。ティムは洞窟を探索していた。くっつかなくなる方法を探しに行った。
改めて洞窟を見ると教会っぽいものがあり、2人の人間がくっついている絵がある。探索中地面に体がひっつく。そして奥から2人の人が融合したような怪物がやってくる。それは行方不明のカップルだった。うまく融合できていない。
結末
ミリーはジェイミーの家から逃げてくる。ジェイミーは攻撃してきて腕に深い傷を負う。
洞窟から逃げてきたティムと遭遇。ティムはくっつかない方法がわかったと言う。それは片方が死ぬこと。だからナイフで自殺しようとする。
止めるミリーは腕の傷(深い)で出血多量。瀕死に。ティムは出血を止めるために彼女と腕を融合させる。そして2人は全裸になり融合していく。
最後には合体した姿になって終わる。その名はティリー。びっくりなオチ。
こわーい要素

怖いと言うよりも気持ち悪いが強いかも。でも僕には恐怖だったりする。一応書いてみる。
ラットキング(僕は実際に見つけたらその家から出てく)

引っ越した時。ティムは変なにおいに気づく。ライトの上(屋根の裏)に手を突っ込むと悪臭。死んだネズミが出てくる。それも塊で。
なんでもネズミの尻尾が絡まり、糞とか血とか泥やらでくっついて束ねられる。これがラットキングと言う。
僕はネズミが嫌い。それが塊で出てくるなんて。しかも生きてなかった?たしか。おわってる。
これはくっつく伏線だった。それに恐怖。
両親の話(ティム)
ティムの父親は亡くなっている。母親はその事実が受け入れられなくて、毎晩死体の横で寝ていた。腐敗する遺体の隣で過ごしていた。
これはティムがラットキングに気づいたことに関係ある。
そもそも父親がティムの子供部屋にネズミの死体あることに気がついた。ティムが気づかなかったのはその部屋で過ごしていたから。少しずつ腐っていくことに鼻が慣れてしまった。だから父親は異臭に気づいたわけ。
母親は視野が狭くなっていた。腐っていくことに気づかないほどにおかしくなっていた。これは恐怖。結局人間が怖い。
感想(トゥギャザーしようぜ!一応ね…)

2026年初の映画館。この映画で良かった。楽しめた。
ホラー映画は苦手。なんか浅い気がしてた。そんなことない。考えさせられた。この映画のオチはどういうことなのか。考えてみた。
オチについて
2人が融合して終わる。これはハッピーエンドなのか?バッドエンドなのか?
僕が観ていて思った結末は、【死んで融合はされない】【ポジティブなルールで融合はしない、そして結婚】そんな感じだろっと思った。浅かった。だって合体して一人になるから。
やばいオチだと思った。でも融合は比喩だとする。倦怠期のカップルが結婚できた物語だと解釈する。これならハッピーエンドになるのかな。実際融合する前にティムの方からプロポーズしていた。これは引越しパーティーの逆。
スパイス・ガールズ
腕をくっつけて止血した後、融合の腹が決まった時、スパースガールズの【2 become 1】という曲を流す。
結婚式で流したかったらしい。ちなみにミリーが好きなグループだった。この曲名の意味が【2が1になる】という意味。この曲のテーマが【男と女が一緒になるととても強くなる】なのね。
実際に融合した。曲のテーマ的にもポジティブだと思う。
監督の話
公式サイトに監督の言葉があった。『恋に落ちると人はどう変化するか』の映画らしい。
監督自身がパートナーと長年一緒にいる。すると思い出が一緒。同じ経験同じものを摂取している。すると自分の人生と相手の人生が曖昧になっていく。
それを読んで考えた。やはりハッピーエンドだったのか。
監督が言うにはこの映画の結末は『ロマンチックで愛に満ちた結末』と言っているらしい。じゃあめでたしだね。
まとめ
共依存のホラーとは新しい。ぶっ飛んだオチだと思ったけどポジティブに考えれば良かったってことで。
ただ同僚教師のジェイミーの思惑通りって感じがいや。教会の新興宗教の感じもいやだね。最後ティリー(ティムとミリー)の家に鈴が飾ってあった。その感じをハッピーエンドにしたくないな。
そこの謎もあるけど、1回観た感想だから。観直して修正するかもしれない。忘れている要素があるのかも。
とりあえずおすすめです。カップルで観たらどうなるかな。それも面白そうな映画だった。



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