たぶんだけど。この映画はネトフリの目玉映画だと思われる。
12月に公開されて賞レースを意識している。かもね。
どうやら一部の劇場で公開されている。そして評価も上々。これは必見。
いつも通りあまり情報はないけど観て感想を書こうと決めた。たぶん上手くまとまってない。でも僕の感想は書けた。
基本情報
原題:Jay Kelly 2025年 Netflix配信 上映時間131分
監督:ノア・バームバック
脚本:ノア・バームバック エミリー・モーティマー
出演:ジョージ・クルーニー アダム・サンドラー
ノア・バームバック
監督、脚本の人。近年Netflixの映画よく作っている。
【マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)】【マリッジ・ストーリー】【ホワイト・ノイズ】
ちなみに奥さんはグレタ・カーウィグ。フランシス・ハの主演だった。監督はこの人。好きな映画。
ジョージ・クルーニー
言わずと知れた名優。この人が出ている好きな映画多い。マイレージマイライフはガチ。
声がカッコイイ。この人は白髪になってから売れた人。
この映画の主演はクルーニーで大ハマり。ノア・バームバックとジョージ・クルーニーは合うと思う。
アダム・サンドラー
コメディ俳優って感じ。この人はネトフリの作品にいっぱい出ている。
ノア・バームバックの作品にでたことあり(マイヤーウィッツ家の人々改訂版)。
ノア・バームバック作品にいっぱい出ていると思ったらアダム・ドライヴァーだった。名前似ている。
あらすじ
有名俳優のジェイ・ケリーがヨーロッパ旅行へ行く。お供にはマネージャーのロン。
過去の出来事を回想する。自分たちの選択、大切な人との関係、残していく遺産について向き合っていく物語。
映画の撮影が終わるところから始まる。
この映画はジェイ・ケリーが過去を思い出すと回想シーンになる。
ジェイ・ケリーとは
人名。ジョージ・クルーニーが演じる有名俳優がジェイ・ケリー。
離婚している。娘が2人いる。
マネージャーのロン・スケニック。アダム・サンドラーが演じる。取り巻きが多数いる。
いつかに言ったチーズケーキが好き。どこに行ってもチーズケーキが用意されている。実は嫌い。
旅の目的
ヨーロッパに旅に出たのはデイジー(娘)を追いかけるため。休暇をデイジーと過ごそうとしたら友達と旅行するから無理と言われた。
きっかけは映画の出演を辞めたから。昔の友人と喧嘩して自棄になる。
ロンは反対するが自分のトリビュート賞の授賞式に参加することにして無理やりヨーロッパに旅経つ。
マネージャーのロン
ロンはジェイ・ケリーのマネージャー以外にもマネージャーしている。
でもジェイ・ケリーが優先。わがまま言うジェイ・ケリーの要求には頑張って答える。家族と過ごしている時にも呼ばれればすぐに行く。
ジェイ・ケリーの収入の15%を貰える契約。友情です。
ネタバレ【こんな話だった】
【ネタバレ注意】ここより先は結末に関するネタバレがあります

- ジェイケリーはパリの列車に乗る。
- 娘のデイジーが乗っている。なぜ知っているのか。カード情報を盗み見て行き先を特定していた。
- 列車はパニックになる。娘を見つけて話す。功労賞の授賞式に娘を招待するが断られる。
- 電車で泥棒。ジェイケリーがダッシュで追いかけて捕まえる。
- イタリアに着くと父親がいる。父親を授賞式に誘っていた。
- ひったくりを捕まえたケリーはネットでヒーローになっていた。
- ロンはもう一人の顧客に会う。クビになる。
- 授賞式の前夜にパーティー。父親は体調不良になる。そして授賞式を待たずに去る。
- 父を追い森に行く。長女に電話する。
- ロンがマネージャーをやめる言う。授賞式だけは付き合ってくれと頼む。
- 授賞式。トリュビュート映像を見て涙する
回想シーン

監督との会話
監督が亡くなると思い出す。映画を作りたくてジェイ・ケリーに金を出してほしい。でも断る。それが心残りになった。
オーディション
ジェイ・ケリーはティム(久々に会って喧嘩した旧友)のオーディションについて行きついでに受けた。どうやらティムの踏み台にして受かったみたい。
長女に会う
長女に会った。カウンセリングを受けてる。一緒にジェイ・ケリー自身も受けた。
若いジェイの濡れ場
若い頃に若手女優といい関係に。ラブシーンの撮影。なんかイチャイチャしてた。
子供の頃の娘たち
ジェイ・ケリーが家から出ようとすると、娘2人がショーをしている。他愛のないダンスとか。それを見ているジェイ・ケリー。ラストのトリュビュート映像の時にスクリーンに流れている。
思ったこと

シルヴィア・プラス
【自分でいることは重圧 他人か名無しでいる方が楽だ】冒頭に出る言葉。
簡単に考えると、演じている時の方が楽でプライベートの時家族とか友人関係は上手くいかない。ジェイケリーの気持ちを表すような言葉。
印象に残った
電車で客と話すシーン。なんかスターって感じ。電車の客にエンタメしていたのが良かった。
鏡に向かって「ジェイ・ケリー」。これはブギーナイツですか?鏡に向かって自分の名前を言うのは、映画ではちょくちょくあるシーン。なんか印象に残る。
森でジェシカと話すシーン。森でジェシカに電話を掛ける。授賞式に来てほしくて。電話なんだけど直接対面で話している演出になる。映画っていいね。電話で話してても映像では目の前で会話できる。
チーズケーキ
チーズケーキのネタは好き。ジェイ・ケリーがチーズケーキが好きって昔に言った。でも実際は嫌い。
行く先々でチーズケーキが用意されている。これは本当の自分のことは誰も知らない。興味ないってこと。
でも最後には食べてみる。二口食べる。にやにやするロン。
家族について

スターのジェイ・ケリーは家族との絆がない。奥さんとは離婚していて、長女は会ってくれない。次女にも嫌われた。
父親とも話が合わず、式に呼んでも帰ってしまう。
ジェイ・ケリーは俳優として大成功していても家族との関係は良くない。冒頭のセリフが沁みる。この映画のテーマだと思う。
ベン・アルコック
ロンにはジェイ・ケリーの他にも顧客がいる。それがベン。ちなみにクビになる。その理由はジェイ・ケリーが中心で自分は雑だと思われたから。
このベンは家族と仲がいい。撮影の時にも週末には家族のもとに帰っている。それでも授賞式に呼ばれている。
授賞式への無料チケットが足りないくらいの家族と式に来ていて、ジェイ・ケリーの持っているチケットをあげる。ジェイ・ケリーは誰にも使うことがないチケット。
ジェイ・ケリーほどの成功はしていないかもしれないが、家族との両立はできる。対照的なキャラ。
ただの映画スター
ジェシカに電話をして授賞式に来てほしいと頼む。でも行かない。
ジェイ・ケリーがなにか意味があると言ってもジェシカは意味はないと言う。
その後もジェシカは「パパとは離れて幸せになる」という。パパは良い役者だから大丈夫だと言う。
一番きついのはジェイ・ケリーが「役者をやめようと思う。」と言うと被せぎみに息子の先生がファンだからサインをくれと言ってくる。真面目な話には付き合わない。それどころかジェシカにとってはジェイ・ケリーは父親ではなくて映画スターだった。格付けされた。
【ジェイ・ケリー】ラストシーンについて

たぶんラストシーンが好き。それが印象に残った。ラストシーンについて考える。
ラストシーンは自分の過去の活躍映像をスクリーンで観ている。ジェイ・ケリーは周りを見る。他の客がスクリーンを見つめる様子を見ている。
過去の登場人物たちも一緒に観ている感覚。そして子供の頃の娘たちが裏庭でショーをしている。それを静かに観ているジェイ・ケリー。映像が終わるとスタンディングオベーション。
『やり直せるかな?もうワンテイク。』
冒頭シーンからの流れ
冒頭は映画の撮影。ラストシーンを撮っている。ジェイケリーは納得がいっていない。何回かやって監督がオッケー。でも納得がいっていない。「監督がもうワンテイクやる?」って聞いてくる。ジェイケリーは渋々納得する。
このシーンへのアンサーに聞こえた。まあ伏線だった。
メタ的なこと
俳優の物語。この映画を撮影していると言う設定にしてもうワンテイク撮ろうと言うメタ的な解釈。観てるこっちに言ったようにも見えるから第四の壁的なこと。
この映画自体を撮影していて最後にカットがかかった的な?たぶんないけど考えられる。
家族との関係
家族との関係は壊れている。離婚していて長女も次女も関わりたくない様子。でも最後に娘たちのことを思い出して(なんかスクリーンで流れてたけど)関係をやり直したい。その意味のもうワンテイク。
人生をやり直す。もう一度家族になる。そのためのもうワンテイクかもしれない。たぶんこれが一番しっくりくる。実際「やり直せるかな?」って言ってた。
授賞式の映像で娘たちのショーがスクリーンに流れていた。これは出演してきた映画と同じくらい価値があるって意味。家族の大切さに気がつく映画なのかもしれない。
この時の回想だと荷物を置いてショーを見ているけど、実際はすぐに出て行ったと考察。じゃないとこんなに嫌われてない。
天性の才能
この映画のオチと言うか解釈の話。ジェイケリーは疲れていた。そして家族と仲良くなりたくて会ったり話したり。でも心は通じることはなくて授賞式にもロンと二人で行った。ロンも来る気なかったけど。
友達もスタッフもいなくなった。でもスクリーンの中には輝く自分がいる。過去作のトリュビュート映像を見て涙するジェイケリーとロン。
これは天職ってことじゃないか。周りから人はいなくなり孤独だけど、自分には人を喜ばせる俳優の才能があるって気づく物語だったのではないか。ラストのもうワンテイクも妥協しない気持ちの表れだったとか。
ちょっと【マイレージ・マイライフ】に引っ張られた考察。
【まとめ】

ジェイ・ケリーのことが詳しく知れた。良い映画だった。
物語の途中に回想が入る。現在のジェイケリーがそれを見ている感じ。この演出が良かった。オシャレ感ある。
家族か成功か。そんなテーマだったと思う。成功者の孤独と言うか自業自得と言うか。
やはりラストシーンが好き。ラストシーンのために観てたくらい。このラストシーンがなかったらお気に入りの映画にならなかった。
この映画はラストで感動するために観る。それまでは全部フリ。僕の素直な感想。
あとロンが献身的だった。最後にも授賞式につきあってくれた。泣いてた。手を握ってくれた。ナイス。




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