原題 Joker 上映時間 122分
ジョーカーです。あのバットマンに出てくる敵役の。
ホアキン・フェニックスが演じる。ホアキンのジョーカー。見ない理由がありますか?
僕は予告をめちゃくちゃ見てた。楽しみすぎた。公開初日に観た。
続編が公開される。ジョーカー:フィリ・ア・ドゥ
予習も含めて見直そうと思た。感想を記録しようと思た。
情報
監督 トッド・フィリップス
ハングオーバー!シリーズを監督している。予告とかシリアスだったからどんな監督かと思ったらこの人だった。コメディ監督だと思ってたからどんな映画になるのか楽しみだった。
主演 ホアキン・フェニックス
アーサー・フレックを演じる。ネタバレするとジョーカーになる。ホアキン・フェニックスの役作りがすごいイメージがあって、ジョーカーを演じるとなるとどうなってしまうのかが想像できなかった。
実際23キロも減量していて、笑い方をすごい研究していた。
ジョーカーとは
バッドマンの敵。ヴィラン。
顔が白くてずっと笑っている。ピエロの恰好をしてる。
スーパーヴィラン。スーパーヒーローの逆の意。
作品によって成り立ちが違う。恰好も変わってくる。
イメージは白塗りの顔、裂けた口(メイクでも)、緑色の髪、ピエロの恰好。
過去ジョーカー色々いる
色々な俳優が演じてきた
- ジャック・ニコルソン
- ヒース・レジャー
- ジャレット・レト
ジャックニコルソンは漫画っぽい。漂白剤で白くなるあたりが。
ヒースレジャーのジョーカーがすごかった。もう正解みたくなってた。ジョーカーのあとに亡くなった。それも含めて伝説になった。
ジャレットレトは印象にない。あまり出番がなかった。このシリーズは少しコケて続きもない。でもヒースレジャーのあとにジョーカーを演じたのが勇気あり。もっと演じる機会があれば印象変わったかも。
今作ではホアキンフェニックスが演じる。ジョーカーになるまでって感じ。ヴィラン感がない。バッドマンの気配がない。
近年ではロバートパティンソンがバッドマンを演じるザ・バッドマンが始まって、その中ではバリーコーガンがジョーカー役説がある。だとしたら楽しみ。
ストーリー簡単にキャラもネタバレで
化粧台でメイクしている男。アーサーフレック。
ピエロの恰好で町で踊っている。宣伝の看板をもって。
クソガキに看板を盗られて追いかける。路地裏で看板で殴られリンチされる。
同僚に銃を貰う。リンチされたから自衛のために。
その銃を病院の営業(子供の)に持っていきダンス中に落とす。それがバレてクビになる。
その帰りに電車で女性に絡む男たちを撃ち殺す。
アーサーはコメディアンになりたい。ある日にクラブのステージに立つことになりジョークをかます。ただアーサーには突然笑いだす病気がある。苦戦しながらもステージをこなす。
そのステージをマレーにバカにされて、ネタで番組に呼ばれる。
アーサーは母親の問題があり、結局殺してしまう。色々ある。
警察に電車での殺しがバレそうになり逃げながらも番組に行く。そこでジョーカーになる。
司会のマレーを殺す。電車での殺人の時からピエロのお面は流行っていた。この殺人が放送されて暴動が起こる。アーサーはカリスマのようになった。
最後は病院のような所(真っ白)で精神鑑定を受けている。ラストシーンはギャグみたいに逃げ回って終わった。
マレー・フランクリン
ロバート・デ・ニーロが演じるコメディアン。アーサーが憧れている。
トーク番組の収録に行ってよく笑い、本人に一目置かれる妄想をみている。
マレー・フランクリンは人気番組の司会者。
フランクシナトラのThat’s lifeが流れる番組。番組の最後にThat’s lifeと言う。
ある日にアーサーがクラブでやったネタを番組でいじる。というかバカにする。
反響があり番組にアーサーを呼ぶ。そこでもバカにする。ネタの途中で話しかけてくる。
ジョーカーは元ネタがある。参考にしている映画。
それが「キングオブコメディ」「タクシードライバー」「レイジング・ブル」
どれも主演がロバートデニーロ。どっちもアーサーぽい主役を演じていた。
最後はアーサーに銃殺された。生放送中に。
ソフィー・デュモンド
ザジー・ビーツ(デッドプール2のドミノ)が演じている。近所に住むシンママ。
エレベーターで会っている。挨拶をするだけ。
ただ電車で3人を撃ち殺してからは仲が縮まる。
その後、落ち込んだ時にソフィーの家に行くとこいつ誰?っみたいになる。
妄想で仲良くなっていた。みたい。
空想の産物。この後に母親を窒息死させる。
ペニー・フレック(母親)
一緒に暮らしている。アーサーが介護している。
昔、トーマスウェインの屋敷でメイドをしていた。
今では助けてほしいとトーマスウェインに手紙を書いている。
その手紙を読むと、どうやらアーサーはトーマスの息子だと書かれている。
手紙を読んだアーサーはトーマスウェインの豪邸に行く。本人には会えず執事には妄想だと言われる。
ここで母親は入院する。帰ると救急車で運ばれていた。
妄想障害がある。アーサーは養子だった。アーサーは母親の昔の恋人に虐待されていた。
それで有罪になっていたし病院に入っていた。
最後はアーサーに枕で窒息させられた。
トーマス・ウェイン
大富豪。バッドマン(ブルースウェイン)の父親。ウェイン証券の社長。
アーサーが電車で殺した3人はウェイン証券で働いていた。
息子のブルースウェインはのちのバッドマン。
アーサーがトーマスの息子だと母親が言いだして映画館に確認へ行く。
アーサーはトーマスの息子ではない。全てペニーの妄想だった。
ジョーカーが生み出した暴徒に殺される。妻も。
同僚たち
太った同僚ランドル。アーサーに護身用で銃を渡した重要人物。ある意味こいつのせいでクビになった。
アーサーに疑惑が向いた時に口裏を合わせようとするが殺される。けっこうガッツリやられる。
ハサミで刺されて頭を壁に叩きつけられる。何度も。顔が真っ白(メイク途中)で迫力あり。
小さい同僚ゲイリー。アーサーに優しくしてくれる人物。
ランドルを殺す時に一緒に来ていた。でも彼は普通に帰す。帰す時背が低くてチェーンに手が届かない。ブラックジョーク。
続編見たけど重要な人物だった。と記録しておく。
テーマ的な
テーマに貧困がある。この映画に公開時期はそんな映画が多かった。
パラサイトとか万引き家族とか。次の年のアカデミー賞のノマドランドも貧困。天気の子も。
ウェイン証券の3人を殺した。そしたらすごいニュースになる。大企業の社員だとニュースになると言う格差。トーマスウェインは犯人をピエロ扱いする。まるで貧乏人はピエロだと。だからみんなピエロのお面している。
アーサーは障害がありカウンセリングを受けている。薬を貰っている。それが資金不足で打ち切りになる。これも貧困、格差。
思いやりの欠如がジョーカーを生み出した。
アーサーに出会った人が彼に優しくしていたらジョーカーにはならなかったかもしれない。
始めのバスで笑わせていた黒人の子供。そのあと親がアーサーを怒らなければ良かったかもしれない。
小ネタとか
・ワーナーブラザーズのロゴがかわいいやつ。モスバーガーに似てるロゴ。
70年代から80年代に使われてたロゴ。舞台が1981年、参考にしてる映画の公開もその時期。だからこのロゴなのでしょう。
・初めにクソガキにボコられるシーン。倒れているアーサーの胸に付いている花から水が出る。
これはオマージュ。ジョーカーの武器にあって酸を出す。
・アーサーがトーマスウェインに会いに映画館に潜入する。その時上映されている映画が
【モダンタイムス】チャールズ・チャップリンの映画。
これはなにか意味があると思い調べたら、モダンタイムスは労働者が機械の歯車になっていく映画。
それを金持ちが見て笑っていることが皮肉っぽい。
母親を枕で殺す時に「僕の人生は悲劇だと思ってた。でも喜劇だ始めの法チャップリンっぽい。
・マレーを生放送で殺したあと、パトカーで連行されるシーンは始めにバスで子供笑わせて怒られるシーンの対比になっている。窓の外からの顔が映っているの。
ダークナイトでジョーカーが警察署から逃げるシーンにも似ている。
・警察に捕まったジョーカーが暴徒から助け出されるシーンは、電車で絡まれた男たちにボコられるシーンと似ている。
3人組だとか気絶しているところ。電車だと「伏せろ」と言われるが暴徒には「立ち上がれ」と言われている。
感想
調べれば調べるほどに、この映画の完成度がわかる。細かいところまでこだわっている。
暗い映画だから観るタイミングは考えたい。
落ち込んだり自分が「ジョーカー」にならないように。影響を受けやすいんです。ぼくは。
続編を観ればジョーカーになりたいとは思わない。でも続編観てもへこむ。
そう考えるとこの映画はどんな時に見るのがいいのだろうか?
どんな風にすすめるのがいいのだろうか?とか考えて見たり。
ぼくは定期的に観たい。ホアキンが好きでジョーカーがカッコイイと思うから。
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