バグズ・ライフ

原題:A Bug’s Life 1998年公開 95分 ピクサー・アニメーション・スタジオ

Bugは虫。A Bug’s Lifeは虫の生活って意味。

ピクサーの長編2作目。攻めすぎな題材。虫って。気持ち悪い。

昔のピクサーは攻めている。その後にネズミが料理作る映画作るから(気持ち悪い!)。

久々に観た。ピクサーを全部観たろ!って思って。あと七人の侍を参考にしているとか。興味出た。

気持ち悪い以外の感想を書きたい。

風邪ひいた時に観た記録。

目次

情報

監督:ジョン・ラセターとアンドリュー・スタントンの共同。ジョン・ラセターはセクハラしてもうピクサーにいない。セクハラ野郎に席はない。

トイ・ストーリーに続きピクサー2作目。長編の話。

初期の頃ってエンドロールでNG集流してた。これもあるよ。

あらすじ

食料を集めるアリたち。なぜならバッタ一味に納めないといけないから。

主人公のフリックは発明家。効率よく食料を集めるマシーンを開発、使用してる。

フリックがドジして集めた食料をダメにしてしまう。

そこにバッタが来て脅される。フリックは助っ人を探し出してバッタに勝とうと考える。

フリックは助っ人を探す旅に出た。

アリとキリギリス

物語の参考になっているのは童話アリとキリギリス。

この話だとアリはコツコツ仕事してキリギリスは遊んでる。冬になって遊んでいたキリギリスが食料がなくて困っちゃうって話。その食料奪っちゃえば?って発想。

七人の侍

七人の侍に影響を受けている。農民が侍を雇って野武士を追い払う物語。

フリックが助っ人にバッタ退治を依頼するのは似ている。

サボテンブラザーズ

この映画は売れない俳優が本当の用心棒として雇われて盗賊団を追い払う物語。

かなり似ている。バグズライフだとサーカス団になっている。

あとギャラクシー・クエストも思い出す。勘違い系の話。

ネタバレなし感想

ピクサーのキャラってかわいい。でもバグズライフのキャラにかわいいのがいない。

虫が二足歩行している気持ち悪い。アリとか全部同じで形で怖い。

サーカス団の虫もかわいくない。テントウムシはかわいい顔の設定だけど怖い。

バッタもかわいくない。でもドラゴンボールのセルみたいでまだまし。

かわいくないってことだけ覚えといて。

サーカス団

助けを求めるサーカス団。色々な虫がいる。

イモムシ、テントウムシ、ナナフシ、カマキリ、蛾、カブトムシ、ダンゴムシ(双子?)。

団長はノミ。でもこいつは助っ人にいない。

微妙なのはそれぞれの特徴で役に立つことがない。カブトムシは力持ちで活躍みたいな。

だからただの労働力としての助っ人。

すぐに勘違いだと気づく。アリたちは戦士だと思って接してくるから。でも協力してくれる。

ホッパー

バッタ軍団のボス。こいつ意外と賢い。

バッタはアリの集めた食料を食べる。これが自然の摂理だと脅す。恐怖で支配する。

バカな弟いる。こいつが言うには昔鳥に襲われえて恐怖している。

アリの食料を狙うのはアリの数には勝てない。それを分かっているから。だから頭いい。

ネタバレあり

サーカス団は勘違いに気づいてアリ王国から去ろうとする。その時鳥に襲われる。

鳥は虫の天敵。ホッパーも恐れている。

子供のアリが食われそうになるのをサーカス団たちが助ける。それで大歓声。

その気になるサーカス団。フリックは作戦を思いつく。

作戦

鳥を作ってバッタを追い払う作戦。

鳥の模型を製作するシーンは面白い。テントウムシはケガして何もしてない。

飛べる虫役に立つ。力持ち虫も。クモは糸で接着してた。案外虫の特徴で役に立っていた。

マジで普通に鳥。枝で骨格を作って葉っぱで外観を作る。羽根が動く。

作戦決行

鳥が完成し、バッタ軍団が来るのを待つ。

サーカスの団長が来てしまって身バレする。フリックと共にアリの里を去る。

ホッパーが来て食料がないことにキレる。急いで集めろっと命じる。

食料を集めさせて女王を踏み潰す。これを聞いた小さいアリがフリックの元に。戻ってくるように説得する。

やる気になったフリックはアリの里に戻る。鳥を動かす。

作戦完了

サーカスをして気をそらせる。その隙に小さいアリとフリックでトリを動かす。

いい感じだったけどサーカス団長のせいで鳥が燃える。

鳥が偽物だとバレてピンチ。フリックが良いこと言ってアリが団結。

雨が降る。最後のバトルが始まる。フリックは逃げるふりして鳥の巣に誘導。

ホッパーは鳥に食べられて終了。おしまい。

バグズ・ライフ 感想

初期のピクサー映画って感じ。細部に魂がこもってない。

背景や細かい所が質素な感じがする。アリも多く登場するが個性がない。なんならフリックもモブと同じ。

虫だから気持ち悪い。ピクサーの中ではあんまり好きではなかったよ。

種のいい話

石を種に見立てて話すくだり。これは好き。

始めはフリックが小さいアリの姫に言う。「種は小さいが大きな木になる。」って話をするために石を種だと例える。

でも姫は例えに「それは石だよ」と真面目に返す。

その後フリックが追放されて落ち込む時に姫が石を渡す。「これを種だと思って」って言う。周りのサーカス団は「あれは石だろ」って言っている。「アリの習慣だろう」って。

そして最後にバッタを追い払いサーカス団が去る時に、アリたちに石を送る。アリの習慣だと思って。アリたちは「サーカスの習慣なのか?」って言う。

この流れは好き。おもろい。

ホッパーと鳥

悪役ホッパー。好きですよ。いい悪役。

最後は鳥に喰われて終わる。伏線、前兆があった。

初登場でアリにバッタとの関係を説明していると弟のバカが「兄貴は鳥に食べられそうになったー」とか言っていた。

サーカス団と鳥に襲われた時に、巣の位置を覚えたフリック。よく見ると卵が3つあった。ホッパーを食べたヒヨコは3匹。ごっそさん。

最後に

フリックがホッパーに言うセリフ。「アリはすごい。アリは強い」的なこと。

良いこと言うって感じで他のアリたちもやる気になる。それでバッタに反撃。

これいいシーンだけど少し怖い。数が強いってことなのか。

バグズ・ライフのアリは真面目で味方だからいいけど、これが悪い奴らなら。怖い話になるね。

そんなことを思った。ホッパーは本質がわかっていた。数は脅威だと。

ホッパーの弟はサーカス団に入っていた。兄の仇に所属する。何にも考えてなさそう。

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この記事を書いた人

映画が好きだから。僕の感動を伝えたい。
基本ネタバレ。基本感想。たまに考察。

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