シック・オブ・マイセルフ

原題:Sick of Myself ノルウェー語だとSky pike

2022年公開 97分 ノルウェーのオスロが舞台 

ノルウェー映画と言っていいでしょう。ノルウェー語の題名あるから。

この映画を観るきっかけがあって、正直仕方なく観た。

暗そうだしタイプの映画じゃないだろう。と思って観たら良かった。良かったら感想書く。

そゆこと。ネタバレで。

目次

情報

監督がクリストファー・ボルグリ。ノルウェー人(やっぱノルウェー映画じゃんか)。

この人は知らなかった。でも知ったきっかけは観たい映画の監督してたから。

それが【ドリーム・シナリオ】。ニコラス・ケイジが出ている映画。

大勢の夢にニコラスケイジが出てきてネットミームみたいになる映画。絶対に面白い映画。

この映画はドリーム・シナリオの前に撮った映画。評価良かったからまず観る流れ。仕方なく観た。

わたしは最悪。

【わたしは最悪。】は良い映画。前に観て、「良い映画だからまた見直したい」って言った。独り言で。

この映画もノルウェー映画だった。シック・オブ・マイセルフと同じ制作会社だった。

オスロピクチャーズ。監督違うけど似た雰囲気ある。

あらすじ

恋人の成功に嫉妬する主人公。

自分は誰からも相手にされない。と思い薬物に手を出す。

その薬物は飲むとひびみたいな痣ができる。同情と関心を集めて注目を集める。主人公はエスカレートしていく。

ブラックコメディ

自分が目立つために薬を飲んでいく。痣ができるし体調も悪くなる。

シリアスに聞こえるがバリバリのコメディ。

過剰摂取するのも、それで体調悪くなるのも注目されるため。主人公は喜んでいる。

周りが心配するといきいきする主人公。しかも同情されて結果大人気になる妄想とか始める。

少し痛くて、笑っていいのか?と思うようなコメディ映画。

シグネとトーマス

主人公はシグネ。恋人のトーマスと同棲中。

トーマスは有名アーティスト。雑誌の取材を受けている。

ただ家具を盗んでアートにする。謎の芸術家。てか泥棒。

でも注目されるトーマスに嫉妬している模様。

シグネはクリスティン・クヤトゥ・ソープが演じた。トーマスはエイリック・セザー。

ワイン泥棒

始めのシーンでワインを盗むために店でご飯。

トーマスはワインを頼む。シグネには電話のフリして外に出てもらって、自分は走って逃げる作戦。

シグネはなかなか外に出れない。周りの客や店員に見られているからビビっている。

トーマスは「誰も君を見てない」と言う。しぶしぶ出るシグネ。

外で待っていると走って逃げるトーマスと追う店員。店員はシグネを見るがスルーする。

さっきまで泥棒と一緒にいたシグネなのに。コメディ。

承認欲求

この映画はもろに承認欲求がテーマ。

シグネは自分が注目されたい。きっかけはあった。

カフェで働いている時、犬に噛まれて血だらけの人が来る。

その人の血を浴びて、そのまま家に帰ると恋人がすごい心配してくれた。

あとパーティーでアレルギーがあると嘘をつくとみんな心配してくれる。

それらの出来事から、もっとヤバイ方向に進んでいく。

薬物

リデクソンと言うロシア製の薬のことを知ったシグネ。友達に頼んで入手してもらう。

薬の服用をはじめて徐々に変化が。始めは彼氏に言っても相手にされない。

取材を優先する態度にイラっとして一気に薬飲む。すると急変。さすがの彼氏も心配するようになる。

ネタバレ

シグネの承認欲求はすごい。その彼氏もすごい。

シグネが話していると対抗してくる。おもろいのは自分の作品名を言うとタイトルが字幕で出てくる。

アレルギーで苦しむシグネ。まあ嘘だと知っているけどスピーチを続けようとする。

入院した時も自分が取材を受けた雑誌を差し入れる。ウケる。

顔に包帯のシグネに優しくする。自分に酔っている。バスで他人の視線を気にしている。

目立ちたがりの泥棒。

取材を受けて新聞に載るとウハウハ。キレイに並べて写真撮って。颯爽と歩いている。

セラピー

顔に包帯。取れても痣ある。

母の勧めでセラピーに行く。周りはガチの重病患者たち。シグネは怒られる。多分バレている。

シグネは見た目でわかりやすいけど、そうじゃなくて重病の人は多い。症状言われて何も言えなかった。

「見た目に出ていいわね」とか言われる。

セラピーの人が言ってた「新鮮な空気で治ると信じている」と。良いこと言う。

モデル

モデルの話が来る。腕の短い(生まれつきに)モデルがいる。

この事務所のスタッフに目が見えない人がいる。その人が飲み物運んだりしている。ゆっくりと。

これは笑うシーンなのか?でもテンポの悪さがギャグっぽくなっていた。

撮影に行くと腕の短いモデルが中心に撮影。シグネは準備だけしといてって感じ。

シグネは撮影されているモデルをトイレに閉じこめる。閉じこめた後にさりげなくウロウロしているのが笑える。

それで何食わぬ顔で写真を撮ってもらう。途中で頭から血を出して倒れる。

本当。嘘。

泥棒(トースト)は泥棒で捕まる。店でマークされてキレてた。

シグネは倒れる。その後友人に本当のことを話す。するとキレられて終わる。

その瞬間に自分が本を出している妄想をする。そのタイトルが【Sky pike】。病気の女の子って意味。

最後にはまたセラピーに参加している。今度は周りに認められていた。

でもたぶん嘘。自分で薬飲んだこと言ってないから。

感想

始めは「シグネヤバい奴」とか「バカだな」って思ってたけど、これ意外と自分にも当てはまる。

さすがに薬飲んで注目されたいとは思わないけど、もっと小さい些細な承認欲求はありますよ。

シグネは自分の体を犠牲にしてでも注目をほしがる。

顔に包帯ぐるぐるで自撮りしたり、スマホでチェックしているシーンは象徴的。

そこまでは行けない。でも苦痛を対価に目立ちたい人もいるのか。

お互い自己中心的

彼氏トーマス。彼はおもしれーやつ。

シグネに負けていない承認欲求。だからシグネが注目されると対抗してくるのが最高。

シグネの看病している自分に酔っている。

最後に捕まるからってのもあるけどトーマスを憎めない。泥棒は嫌いだけど泥棒アートはバカすぎる。

自分の作品を言う時にタイトルが出る技。シグネもCMに出るって言う時に使います。あれ最高。

妄想シーン

僕がこの映画を気に入ったのは妄想シーン。これで共感できた。

シグネはすごい妄想する。映画を観ていると現実なのか妄想なのかわからなくなる。

悪い妄想もある。初めに医者に行く時に医者からボロクソに言われる妄想をしてMRIを嫌がる。

基本は自分が注目されている妄想で、テレビに出たり注目を浴びている。

お見舞いに来なかった奴らを恨み、妄想のテレビで謝罪させるのは笑えた。

自分の葬式(妄想)にも呼ばない。

たまに真実なのかと思うくらい滑らかに妄想する。

僕の映画。なのか?

これは僕の映画かもしれない。妄想シーンには共感しかない。

でもここまでの、自分の健康を犠牲にしてまで目立ちたいとは思えない。

そのイタい感じが好きではある。あとトーマスが面白かった。

Sky pikeは病気の女の子って意味のほかに、自分にうんざりしているって意味もある。

いいタイトル。でもギリギリ僕の映画ではないかもしれない。

【僕の映画】は僕の人生で大切な映画のこと。

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この記事を書いた人

映画が好きだから。僕の感動を伝えたい。
基本ネタバレ。基本感想。たまに考察。

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