アーロと少年

原題:The Good Dinosaur 2015年公開 94分 ピクサー・アニメーション・スタジオ

ピクサーで好きな映画なに?「アーロと少年!」って言う人はいない。逆張りすぎ。

ぼくはピクサー映画を信頼している。絶対に面白く学びがある。泣ける。でもこの映画に関しては「なんじゃこれ」だったのは覚えている。

でも昔の話。今はもっと映画観たり本読んだり感覚が変わっているかも。感じ方が違うかも。

観てみるよ。たぶんなんだけど、すごい短い感想になる。もう書くこと思いつかない。

目次

情報

監督:ピーター・ソーン ピクサー作品の脚本をやっていた。のちにマイ・エレメントを監督している。

脚本:メグ・レフォーヴ インサイド・ヘッドの脚本だった人。

原題の【The Good Dinosaur】を直訳すると【良い恐竜】。ピクサーの原題は本当にシンプル。

アパトサウルス

6500万年前に隕石が地球に落ちて恐竜が絶滅した。その隕石が地球に当たらなかった地球が舞台。

主人公は恐竜。アパトサウルスのアーロ。

アーロは三兄弟の末っ子。卵から生まれた。一番大きい卵から生まれたが一番小さい。

母と父と兄と姉がいる。

アパトサウルスは首の長い恐竜。ジュラシックパークに出てきた恐竜と一緒か。ジュラシックワールドに出てきた。どの場面かは不明。恐竜ワカラナイ。

この世界の恐竜は言葉話します。農業してます。

サイロ

トウモロコシを作っている恐竜。

サイロを作って貯蓄する。サイロは農作物を入れておくもの。岩と木で作っている。どうやら冬のための保存ぽい。

役に立つと足形をつける。できた時は母と父がつけてた。やるべきことをやるとつけれる。

兄は木を抜いて畑を大きくする。足形つける。姉は頭で畑を耕す。足形つける

人間

アーロはビビリで家族の手伝いをしても失敗してる。鳥の餌あげるのにビビっている。

兄にいじめられる。父は励ましてし新しい仕事を与えた。

サイロかた食料が盗まれている。その生き物を捕まえて処理すること。

見張りをしていると生き物が捕まる。それは人間の子供だった。

そう。この世界では我々人間は害獣なのだ!

アーロは人間にとどめを刺すことができない。そして逃がす。

現場を見た父は激怒。暴走して人間を追う。

その日は天気が悪かった。川が荒れている。川沿いを進む。

アーロがへろへろなのを見て正気に戻った父。戻ろうとするが時すでに遅し。悪天候の川に流され父は亡くなる。

アーロは助かった。畑の仕事を手伝っていると人間を発見。追いかけるが一緒に川に落ちて流される。

父の死を目の前で見て、何も学んでない。だから足形つけられない。川は危険だって学べ。

ネタバレなし感想

正直よくわからんかった。恐竜が家に帰る物語。

恐竜と人間の交流。なんか人間が言葉話さないのに複雑な思いを感じる

自然はすごいきれい。アニメできれいな自然観たいって思うことはあまりないけど。

久々に観ても面白いとは思わなかった。

でも観た後に調べた。そしてわかった。この映画には楽しみ方がある。

ネタバレ

人間と川で流されるアーロ。気を失って気が付くと遠い所に来てしまった。

川に沿って歩けば家に着く。帰路を進む。

そこで人間と仲良くなり、色々な恐竜に会う。

スポット

人間は色々助けてくれる。足が岩に挟まると穴を掘って抜けるようにしてくれる。

トカゲとか虫を取って持ってくる。それはポイしたけど木の実を持ってくる。いただいてた。

サイみたいな恐竜に会う。人間を欲しがる。名前を付けたらくれっと言われ名前を言っていく。

アーロが言ったスポットに反応。名前がスポットになりサイは諦めた。サイはスティラコサウルスって言う。

スポットってベタな犬の名前らしい。この世界だと我々人間はペットなんだ!

イナズマドカン

アーロとスポットが旅をしているとまた嵐。この世界天気悪いなあ。山の天気は変わりやすい?

嵐が去ると気は倒れアーロたちは迷子になる。

テロダクティルに助けを求める。ポケモンのプテラみたいな恐竜。3匹いる。

イナズマドカン、ドシャブリ、カンレイゼンセンって名前。

イナズマドカンは面白いやつで嵐を追いかけている。被害があった場所に行き小動物を食べる。嵐の恵み。

アーロも救助を手伝いきつねを食べる。このシーンが笑えた。

Tレックス

イナズマドカンたちのスポットがバレて追われる。助けを求めて逃げると恐竜が助けてくれる。

恐竜ならこいつは出るでしょ。ティラノサウルス。

3匹いる。父と娘と息子。ブッチ(父)ラムジー(娘)ナッシュ(息子)。

カウボーイみたいに牛を飼っている。嵐で牛がどっかに行ってしまう。

アーロとスポットは牛探しの手伝いをする。

牛泥棒

牛は盗まれていた。盗んだのはヴェロキラプトル。狼みたいな見た目。羽根みたいなのが尻尾にあって気持ち悪い。

牛の群れを発見。アーロが囮になる。おびき寄せてティラノが一網打尽。

ラプトル意外と強い。ティラノも苦戦してた。アーロが助けて追う払う。

それでティラノと仲良くなり手伝いながら旅を続ける。焚火してた。

ここの交流は良い。アーロは成長した。

ラスト

スポットがイナズマドカンに攫われる。

アーロは崖から落ちて気絶。父の夢を見て覚醒するアーロ。

スポットを助ける。津波に流されるがスポットを救出して助かる。さすが。水害に強い。

スポットも生きていて家に帰ろうとするが、別の人間に遭遇。

アーロは人間にスポットを渡して家に帰る。サイロに足形をつけた。めでたし。

感想

この映画は恐竜で西部劇をやろうとしていた。

西部劇を考えながら観るとなかなかに面白い。この映画の楽しみ方。

ガンマンはいないし決闘はない。でも西部劇なんだ。

西部劇

草原、荒野、山岳地帯。アメリカ西部のように。

音楽も西部の感じ。たぶんだけどカントリーってやつの雰囲気がする。

ブッチたちがカウボーイなのも納得。西部劇の要素だった。

西部劇はガンマンだけじゃない。フロンティア精神。開拓者の物語でもある。アーロと家族は農業をしている。開拓者なんだ。

旅をして家族のもとに戻る。自然との闘い。これらも西部劇的。最後の方で夕陽のシーンがある。夕陽って言ったらガンマンでしょ。

焚火で話すのも要素。

自然

自然の美しさがある。水の動き、雲の形、光の輝き。

ただ美しいだけではない。この映画は自然の怖さも出してくる。

川の激流とか嵐。自然の良い所も悪い所も表現しているのがポイント。

ちなみの川にはアーロの気持ちが反映されえている。初めて川に落ちる時は激流。スポットと心を通わせる時には穏やか。面白いポイント。

アーロの成長

旅をして成長したアーロ。そもそもがビビリすぎで成長の幅が大きい。帰れたことがすごい。

成長のきっかけはブッチだと思う。Tレックスのブッチ。

父恐竜は「怖さを乗り越えて初めて見える世界がある」とか「怖さを乗り越えないと生き残れない」って言う。

それは良いこと言っている。アーロは旅をしてブッチに出会う。焚火をしながらブッチが言う。

「怖さは消せない。怖さを受け入れて乗り越えろ」って言う。良いこと言う。

アーロは怖さを感じないように強くなろうとしてた。でも怖さがないと生き残れない。

別れのシーン

アーロとスポットの別れ。普通に良いシーン。

その前に枝を家族に見立て丸で囲うのをやっていた。スポットもやって理解してた。

これを最後にやる。言葉は通じないが意味がわかる。

スポットを引き取った人間は二足歩行していた。よく見ると髪の色とか顔の作りが違う。

驚きなのはアーロにビビらない。なんで?草食だからか。

まとめ

意外と楽しんでた!思ったより書くことがあった。ポイントは西部劇だった。

自然のきれいさもウエスタンだと思って観るとそんな感じに見えてくる。

わけわからんこと言うと西部劇の成長だと思って観るとなんかいいストーリーに思えてくる。

途中でアーロとスポットが謎の果物を食べて幻覚を見る。ドラックやった感じ。それとブッチたちと焚火をして話すシーン。この二つでイージーライダーを思い出した。旅の話だし。

ただ焚火の火はどうやってつけたんだ?

なにも考えないで観ると微妙かも。そんな時は【西部劇】を考えて観よう。ちょい面白くなる。

ぼくはイナズマドカンが好きだった。いいキャラだった。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

映画が好きだから。僕の感動を伝えたい。
基本ネタバレ。基本感想。たまに考察。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次