【ピンポン】について

ピンポンは松本大洋の漫画。これが人気作品で実写映画化されてアニメ化もした。

ぼくはピンポンが好き。最高の作品だと思っている。実写もアニメも漫画も全部観てる。

好きだから言いたいことがあるんです。今回はまとめたい。整理したいってやつ。

目次

【ピンポン】とは

卓球が題材の青春スポコン漫画。卓球を英語でテーブルテニスだけどピンポン(pingpong)とも言う。

主人公は二人いて、明るいペコと暗いスマイル。

ペコはセンスで卓球をしてる。試合に負けて挫折していく。逆にスマイルは才能を開花させていく。

魅力的なライバルたちがいる。ドラゴンとかアクマとかチャイナ。

みんなで切磋琢磨していく物語。

もうネタバレします。何がネタバレじゃないか考えるのがめんどい。もう知っている前提で話します。

情報

それぞれを整理する。

漫画

1996頃に連載されていた作品。全5巻。僕の持っている本はデカい奴。松本大洋の漫画って大きいサイズ。いまは文庫とか出ているかもね。

小学館の週刊ビックコミックスピリッツで連載されていた。

映画

2002年に公開された。114分。監督は曽利文彦。脚本が宮藤官九郎。

キャストにはペコ:窪塚洋介 スマイル:井浦新(ARATA) ドラゴン:中村獅童 アクマ:大倉孝二 などなど

アニメ

2014年に放送。全11話。ノイタミナ枠で放送された。

監督は湯浅政明。

ぼくのおすすめ

ぼくのおすすめは漫画。漫画を読め。

まあ原作だからオリジンだし当然。ってことだけじゃない!漫画こそ神。

映画もアニメも面白いけど重要な部分が抜けていると思っている。だから正確に言うと映画とアニメでは足りないってこと。漫画を忠実に再現できていればよかった。

映画とアニメ。それぞれの違うところを分析してみる。良い所も考えてみた。下記。

映画の感想

良い所

2時間でうまくまとまった。

窪塚洋介のペコ。これははまり役だった。「この星の一等賞になりたいの俺は!それだけ!」と「アイキャンフライ!」は名言。

ポコがいい。つまり窪塚洋介。宮藤官九郎が脚本。ギャグがあった。

悪い所

省略されています。登場人物が減っている。

スマイル印象が薄い。あんまり覚えがない。

説明しすぎ。チャイナのセリフがわかりやすい。

アニメの感想

良い所

チャイナの話が増えた。オリジナル要素。これは意外と良かった。

作画は悪くない。原作の絵を動かしている感じ。

悪い所

なぞの要素が増えた。特に風間。スポンサーがいたり恋人がいる。恋人?なのか。

小泉が昔に負けた友達が風間の親族でみたいな。いらんいらん。

ポコがいない。ゲーセンダメなのか?女の子と海に行く。なぞの時期ある。タバコは出てくるけど吸わない。火をつけてもすぐ捨てる。タバコはオーケーなのか?ポイ捨てしてるけど。

ペコとドラゴンの試合。音楽がくそ。たーんたんたん。ゲームかよ。

ぼくの考えるピンポンについて【漫画】

ここからは超絶個人の感想。別に調べてない。真実ではないかも。ぼくの考えるピンポン。

まず言いたいのは主人公は誰だ?ってこと。

ダブル主人公でペコとスマイル。だけどあえて言うならどっちがメイン?

ぼくはスマイルだと思っている。ピンポンはスマイルの成長の物語だと思っている。

だけど映画版はペコの物語になっている。アニメもペコ感ある。だから漫画なの。

しょうがない部分はある。クライマックスがペコVSドラゴンだから。でも。でもね。

漫画を10回読むとわかるの。スマイルなんだって。

解説チャイナ

ドラゴンとペコの試合を元コーチと観戦しているチャイナ。

ペコが覚醒して風間を追いつめる。元コーチは「風間はつらいだろう」と言うとチャイナは

「星野は楽しそうにプレーする。そんな奴とプレーできることは、俺は」てためて言うのが

「いい試合だ」これが好き。漫画だと完璧。

これが映画だと「幸せだ」って言う。それを言わないで「いい試合」って言うのがオシャレなのに。

アニメはためすぎ。もう忘れた頃に「いい試合だ」って言う。

バタフライジョー

バタフライジョーの悲劇。ライバルが怪我をして攻めることができず負けた。

その話をスマイルは知っていて、決勝戦に怪我したペコと戦う。

漫画だと試合前に触れない。ただ小泉が仮定した話があって怪我した相手に打てないコースがある。選手生命にかかわるから。決勝戦スマイルはそのコースに打つ。それを見て小泉が驚いた顔している。これだけ。絵で魅せる。

映画もアニメも試合前に話しちゃう。「ぼくは打ちますよ」的な「ぼくはバタフライジョーじゃないですよ」みたいな。

説明しちゃうんだよな。

ペコの復活

映画とアニメだとペコが卓球に本気になるきっかけがスマイルが笑っている写真を見てから。

川に飛び込んで卓球場の写真見てやる気出す。

漫画でも写真は見るけどふつうに流す。「うん、笑ってたなぁスマイル」くらい。

その後アクマと話して復活した。

まあこれに関しては映画とかアニメの流れでもいい。でも僕は漫画の感じが好き。漫画だとアクマのおかげで復活できた感が強くていい。

ペコはヒーロー

主人公はスマイルだと思っているけど、ヒーローはペコ。

スマイルを救う。ドラゴンもチャイナもアクマも救う。

後半の主役はペコと言ってもいいのかも。だからアニメも映画もペコ。

ドラゴンのキャラを変えた。寡黙な男だったのにテンション上がってた。意外と試合するまで絡んだことないから。

ポコさん

アニメにはないのだけど設定。

ペコはアクマに負けて卓球を辞める。その時にゲームセンターでポコに改名して活動している。

反射が関係するゲームなら相手になる。金懸けて勝負する。

この時のペコが好き。髪を伸ばしてタバコ吸って。正直かっこいい。

映画にはポコある。これもかっこいい。

【ピンポン】について

アニメを観て書き始めた。

「これは違う」「こうじゃない」と思いながら。

もっと考えていたことはあったはず。でもいまはこれくらいしか書けなかった。

漫画読み直してもっと書くつもり。実は映画版は昔に観た記憶で書いている。それも見直さないと。

だから思い出。

僕のピンポン愛はこんなもんじゃない。はずだ。

1話のサブタイトルのこととか、漫画でのコマの間のこと。松本大洋過去作との関係とか思っていることはある。

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この記事を書いた人

映画が好きだから。僕の感動を伝えたい。
基本ネタバレ。基本感想。たまに考察。

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